韓国を代表する歴史小説家が、カトリック迫害の100年に迫る。

韓国を代表する歴史小説家が、カトリック迫害の100年に迫る。

文:今泉愛子

『黒山』 金薫 著 戸田郁子 訳 クオン ¥2,970(税込)

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】

朝鮮半島では、1800年代に約1万人の天主教(カトリック教)信徒が殉教したという。韓国を代表する小説家の著者は、史実をもとに天主教迫害の歴史を描く。黒山(フクサン)島は、朝鮮半島南西沖に浮かぶ流刑地。壮絶な拷問の末にそこへ流された、学者の丁若銓(チョン・ヤクジョン)ら実在した信者の姿を交えながら、信仰心を貫く人、信仰と貧しい暮らしとの間で懊悩する民衆、さらに迫害を職務として遂行する官吏たちを描写。それぞれが生きることに懸命な姿を静かな筆致で伝える。



人工知能研究者や哲学者と考えた、AI時代の幸福とはなにか?

「2010年代」という時代を、ポップカルチャーで振り返る。

シャネルから柳井正まで、社会を動かした発想に驚く。

韓国を代表する歴史小説家が、カトリック迫害の100年に迫る。
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