再開発が進むセントサ島で、幻想的な体験を。

  • 文:葛西玲子

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SINGAPOREシンガポール

再開発が進むセントサ島で、幻想的な体験を。

文:葛西玲子

老朽化していたマーライオン像を撤去し、代わりにつくられる遊歩道「センソリースケープ」の計画案。自然とアートに触れながらビーチまで散策できる。 photo: Sentosa Development Corporation

幻想的に彩る「マジカルショア」のプロジェクション。 photograph by Reiko Kasai

小さな都市国家であるが、熱帯の豊かな緑を活かし、国土の隅々まで絶え間ない開発が進むシンガポール。このほど本島から橋でつながるセントサ島の再開発プランが発表された。セントサ島は、市街地から簡単にアクセスでき、ビーチリゾートやユニバーサル・スタジオなどのテーマパークが楽しめるとあって観光客に人気だが、地元民からは敬遠されがちなのも事実。そこで、再開発に合わせてリピーターを増やすためのプロジェクトが始動した。その第一弾として、夜のシロソビーチ沿いを光とプロジェクションが幻想的な世界へと誘う「マジカルショア」が1月末にローンチされた。都市部だけではないシンガポールの夜の楽しみ方が増えそうだ。