コペンの新ランドマークは、隈研吾のプランに決定!

  • 文:冨田千恵子

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冨田千恵子 コーディネーター

コペンの新ランドマークは、隈研吾のプランに決定!

対岸から見た、ウォーターフロント・カルチャーセンターの完成予想図。敷地面積は約5,000㎡だ。photo:Kengo Kuma & Associates og Cornelius Vöge

コペンハーゲン港に面し、かつては製紙工場があった再開発エリア「ペーパー・アイランド」。2014年頃から期間限定のフードコートやギャラリーとして活用されてきたが、このほど、水に親しむ総合施設「ウォーターフロント・カルチャーセンター」が建設されることになった。 

市が行った国際コンペで、日本の隈研吾建築都市設計事務所のプランに決定。「ピラミッド型の建物を中心に、大小さまざまな屋内・屋外プールが設けられ、市民や旅行者に水辺でのユニークな経験を提供するでしょう」と、市長も大きな期待を寄せる。順調に進めば、2021年に完成予定。街の風景を一新するランドマークになりそうだ。

大きな窓によって、海とのつながりが感じられるダイナミックな屋内プール。photo:Kengo Kuma & Associates og Cornelius Vöge

屋外プールは、さまざまな深さや大きさのものを予定。photo:Kengo Kuma & Associates og Cornelius Vöge