社会の抑圧を少女視点で描く、 2018年ブッカー賞受賞作『ミルクマン』。

社会の抑圧を少女視点で描く、 2018年ブッカー賞受賞作『ミルクマン』。

文:今泉愛子

『ミルクマン』アンナ・バーンズ 著 栩木玲子 訳 河出書房新社 ¥3,740(税込)

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】

北アイルランド出身の著者が1970年代の自身の体験をもとに、政治や宗教、性別などいくつもの分断が存在する社会の息苦しさを伝えるブッカー賞受賞作。舞台は明記されないが、体制派と反体制派が対立する地域で生まれ育った18歳の少女が、身の回りで起きたことを赤裸々に語る。本を読みながら歩いていた彼女はミルクマンと呼ばれる男から声をかけられた。男はたびたび少女の前に現れ、新たな視点を投げかける。少女の独白を、時代を超えた普遍的なテーマに昇華した筆力が見事。



エベレスト登頂中に滑落死した、 若き登山家の心の空洞。

人の愚行が害悪をもたらした、 衝撃的な7つの科学的事例。

大人として生きるのは大変、韓国には「自分一人食わせていくのも手に余る」という言葉もある。

社会の抑圧を少女視点で描く、 2018年ブッカー賞受賞作『ミルクマン』。
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