
『フォードvsフェラーリ』
ジェームズ・マンゴールド
エンジン音だけで度肝を抜く! フォードVSフェラーリは、絶対に映画館で観るべき1本だ。
青木雄介 編集者


監督は『LOGAN/ローガン』をはじめ大作を手がけてきたハリウッドのヒットメイカー、ジェームズ・マンゴールド。『グラン・プリ』や『栄光のル・マン』など60年代、70年代の映画からインスピレーションを得て、臨場感のある映像を完成させた。 ©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
まずオープニングからしてマット・デイモン演じる、キャロル・シェルビーが駆るアストンマーティンDBR1のみなぎるような、生々しいエンジン音で度肝を抜かれてしまう。『フォードvsフェラーリ』はタイトルの通り、すべてが対照構造でできている。世界的なモータリゼーションの担い手であるフォードと、モーター...
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