和菓子の「とらや」、東京ミッドタウンにて、見ても食べてもおいしい特別展...

和菓子の「とらや」、東京ミッドタウンにて、見ても食べてもおいしい特別展を開催!

文:及位友美

アートディレクター・渡邉良重氏による特製羊羹『MONOGATARI』。切り分けるたびにさまざまな形が浮かびあがり、物語を想像しながら楽しめます。(企画展「”みらい”の羊羹~わくわくシェアする羊羹~」2015年 より。販売期間:8月2日~31日、数量限定)

東京ミッドタウンの地下1階に「とらや」のギャラリーがあるのをご存知でしょうか? 「和菓子とともに日本の伝統の良さを感じてもらいたい」という同社の想いから、2007年3月にオープンしたこのギャラリー。年に数回、和にちなんださまざまなテーマで企画展を開催してきました。企画展のタイトルには「こけしと出会う」「甘いねこ展」「ふじさん と とらや」「雨を感じる」「和菓子で酔う」といったユニークなテーマが並びます。そして展示を企画するにとどまらず、テーマにちなんだ和菓子を新たに開発し、限定販売をする回もありました。老舗の和菓子屋ならではのこだわりがうかがえます。

そんな「とらや」の東京ミッドタウン店オープン10周年を記念して、8月2日(水)より同ギャラリーで、過去5年間の企画展を振り返る特別展「ギャラリーの記憶 2012-2016」が開かれます。本展ではこれまでの企画展を写真やパネル、スライドショーで紹介するだけでなく、各展示のテーマにちなんでつくられたお菓子をイラストレーター・大塚いちお氏によるイラストレーションで紹介するコーナーもあり。さらにはこれまでの展示で限定販売されたお菓子のうち、14品が期間中に順次再販売されます! 買い逃してしまった方、もう一度購入したいと思っていた方にも朗報ですね。「ギャラリーの記憶 2012-2016」、この夏の贈り物にぴったりの和菓子も合わせてお楽しみください!

企画展「雨を感じる」(2016)より、琥珀製『夕立』。夏の午後、短時間で激しく降る夕立を、羊羹と琥珀で表現した夏ならではの一品。販売期間:8月2日~15日。

2012年10月~12月に開催された企画展、「こけしと出会う」展示会場の様子。

「ギャラリーの記憶 2012-2016」
開催場所:とらや 東京ミッドタウン店内 ギャラリー
東京都港区赤坂9-7-4 D-B117 東京ミッドタウン ガレリア地下1階
開催期間:8月2日(水)~10月30日(月)
開催時間:11時~21時
無休
TEL:03-5413-3541

和菓子の「とらや」、東京ミッドタウンにて、見ても食べてもおいしい特別展...
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