写真家はいま日本の海岸線に何を見るのか? 「日本の海岸線をゆく—日本人と海の文化」展が開催!

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    海に向かって手を合わせ、祈る人。勇壮な舟祭り。海女の大らかな笑顔。東京湾の海底に沈むゴミ。沿岸部を走る高速道路。原発。津波。すべて、日本写真家協会創立65周年記念写真展「日本の海岸線をゆく」のテーマのもと、集められた写真たちです。漁業、工業から、伝統文化、民俗、人々の暮らしまで、幅広い被写体からは、島国である日本が海という自然と向き合いながら、連綿と続けて来た人の営みが浮かび上がります。

    複雑に入り組んだ日本列島の海岸線は、実に約3万6千キロという世界有数の長さ。今回の企画は、その海と陸の接点を巡りながら、日本の「今」を見つめ直そうというもの。約130名の写真家による200点余りの写真で構成されます。北海道から沖縄まで、地域ごとの展示のほか、会期中まさに5年目を迎える東日本大震災と海岸線にフォーカスした展示も行われます。海にまつわるエッセイや紀行文の執筆も多い、作家・椎名誠さんのトークショーも開催予定。会場を訪れて、全国津々浦々の海岸線を見渡してみてください。(佐藤千紗)

    「九鬼の送り火」平寿夫 三重県

    「手船 神事」林義勝 島根県

    「ウミネコと老漁師」志田信一 岩手県

    「東京湾」中村征夫 神奈川県

    写真展「日本の海岸線をゆく ‐ 日本人と海の文化」

    開催期間:3月1日(火)~3月13日(日)
    開催時間:10時~20時(入場は19時30分 まで)
    開催場所:東京芸術劇場 ギャラリー1.2
    東京都豊島区西池袋1-8-1
    料:¥800 学生・65歳以上¥500
    TEL: 03-5391-2111

    椎名誠氏トークショー
    3月5日(土)14時~
    会場:東京芸術劇場 5F シンフォニースペース  
    定員:100名