神々が宿るふたつの聖地を感じに「出雲大社=蘇りの宮=・伊勢神宮=常若の宮=」展へ。

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    ©中野晴生

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    長年、日本を代表するふたつの神社である出雲大社と伊勢神宮を撮影しているカメラマンの中野 晴生さん。彼の写真展「出雲大社=蘇りの宮=・伊勢神宮=常若の宮=」がオリンパスギャラリー東京で9月16日から21日まで開催されています。

    2013年は、出雲大社では60年ぶりの遷座祭と、伊勢神宮では20年ごとにすべて新たに造り直し、ご神体を移す式年遷宮というふたつの祭礼が同じ年に行われた稀な年でした。

    伊勢で生まれ育った中野さん、実家は伊勢の神宮に神饌を納める鮮魚商で、神苑の中で幼少期を過ごされたそうです。今回の遷座・遷宮風景や日々の祭典、そして四季の自然を足繁く通って撮影し、それぞれの土地の伝統和紙に印刷したそう。作品から聖なる杜の空気が立ち上っているさまを、ぜひ間近でご覧ください。先祖から受け継ぎ、太古の昔から自然と共生してきたわたしたちの原始の記憶に触れることでしょう。(脇本暁子)

    中野 晴生 写真展「出雲大社=蘇りの宮=・伊勢神宮=常若の宮=」

    開催期間:2016年9月16日(金)~9月21日(水)
    開催場所:オリンパスギャラリー東京
    東京都新宿区西新宿1丁目24番地1号 エステック情報ビルB1F
    TEL 03-5909-0191
    開館:11時~19時(最終日は15時まで)
    休館日:木曜
    入場無料

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