写真家・長山一樹が‟1億画素”で色鮮やかに切り取った、時空を超えて魅力...

写真家・長山一樹が‟1億画素”で色鮮やかに切り取った、時空を超えて魅力を放つニューヨークの街角が必見です。

文:Pen編集部

写真家・長山一樹が‟1億画素”で色鮮やかに切り取った、時空を超えて魅力を放つニューヨークの街角が必見です。

『ON THE CORNER NYC』より。

「止まった一瞬の世界を実際の出来事として鮮明に描きたかった」。そう語るのは弊誌の3月15日号「新しい紳士たち。」の表紙、巻頭ページでの、稲垣吾郎さんの撮影や、さまざまな雑誌でのファッション撮影、広告で活躍する写真家、長山一樹。彼の写真展『ON THE CORNER NYC』が渋谷ヒカリエ8F CUBE1,2,3(渋谷)で2018年4月17日から開催されます。

今回の写真展では22点の作品が展示されます。被写体に選んだのはエネルギッシュなニューヨークの街や人。ニューヨークを被写体にした理由については、「これらの作品をつくろうと決めたのがニューヨーク滞在中だったこと。そして、何度か撮影で訪れた際、毎回、スナップで街や人を撮っていて、いつも刺激を受けていたことが大きく影響しています」と長山は話します。

一連の作品を撮影したのは2017年11月のこと。これらの作品の制作手法も注目に値します。まずは、1億画素という超高解像度のデジタルカメラを使用して撮影されていること。1億画素が生む、高精細さ色鮮やかさは圧巻です。さらに、カメラを三脚に固定して定点で何枚かの写真を撮影、そこに写るあらゆる物をそれぞれの写真の好きなピースを抜き出して合成して重ね合わせることで一枚の作品が完成するのだといいます。「『選択』という言葉が、作品全体を通してのコンセプトの軸です」と語るように、長山自身の選択で、人、空、煙などの表情や形、さらに光と影などを組み合わせ、実際にはなかった瞬間がつくり出されているというのがポイント。そうすることで違うリアリティをもった、生き生きとしてエモーショナルなニューヨークの表情が表現されているのです。いままでにない新たなドキュメンタリーの手法に挑戦した作品といえます。

また、今回展示した作品を収録した写真集も販売されます。その写真集では、撮り下ろした43点の写真(展示は22点)に43の言葉が添えられています。その言葉は長山自身が選択することについての考え方を表現したもの。選択ひとつを意識することで、日々の生活が豊かになることに気づいてもらうことが狙いなのだといいます。さらにオリジナルプリント(オリジナルフレーム付き)も販売されます。

とにかく、1億画素が生む、高精細さ色鮮やかさ、「選択」がもたらす時間という概念を超越したかのような不思議な瞬間。そんな写真が表現する生き生きしたニューヨークの街角の違ったリアリティを感じてください。


写真家・長山一樹が‟1億画素”で色鮮やかに切り取った、時空を超えて魅力を放つニューヨークの街角が必見です。

『ON THE CORNER NYC』より。

写真家・長山一樹が‟1億画素”で色鮮やかに切り取った、時空を超えて魅力を放つニューヨークの街角が必見です。

『ON THE CORNER NYC』より。

Photographer Kazuki Nagayama 写真展『ON THE CORNER NYC』

開催期間:2018年4月17日(火)~22日(日)
開催場所:渋谷ヒカリエ8F CUBE1,2,3
渋谷区渋谷 2-21-1 8階
開館時間:11時 -~20時
入場無料
www.hikarie8.com/cube/

#ただ一つの選択であなたの運命は交叉する
にて一部写真を公開中。
Instagram @kazuki_nagayama

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