庭園美術家“長崎剛志”を知っていますか? 「N-tree 石と種展」が開催されます。

    Share:

    『舟ノ庭/Boat Garden』2015年
    敷地は葛飾北斎ゆかりの地であることから、長崎さんは巨石を舟に見立て、荒れ狂う海を青鉄平石で表現しました。北斎版画の世界観をオマージュした作品。

    国内に留まらず、イギリス、フィリピンなど、世界中で庭づくりを手がけている庭園美術家の長崎剛志さん。以前から石と木によって生み出される庭の仕事からインスピレーションを受けたアート作品の個展「Seeds」を開いてきました。その続編となる「N-tree 石と種展」が、8月12日(金)~8月27日(土)に、東京・中目黒のMDP GALLERYにて開催されます。

    本展覧会のテーマは、「一石一木」。これは庭の最小単位を示し、そうした石や木など、庭を構成するエレメントを組み合わせたインスタレーション作品や石に墨で絵を描き、それを摺る版石画、種の版木画やドローイングを展示します。ひとつの石、ひとつの木を庭にどう据えるのか。日々思考を巡らし、大地と石や木と会話をしながら、大胆かつ繊細なアートのような輝きを放つ庭を生み出す長崎さん。その思考の一端に触れられる展覧会です。(阿部博子)

    「seeds 2(版木画)」2005年

    「石と種展」キービジュアル。化石のようでもあり、彫刻作品のようでもあるアート作品が生まれました。

    「N-tree 石と種展」

    開催期間:8月12日(金)~8月27日(土)
    開催時間:11時~19時
    開催場所:MDP GALLERY
    東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階
    TEL:03-3462-0682
    休館日:月、祝、祭
    http://mdpgallery.com