メゾンエルメスの最新ウィンドウディスプレイは、植松琢麿さんの「新たな世界のために」。

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    銀座メゾンエルメスの正面ウィンドウ。

    銀座の風物詩ともいえるのが、季節ごとに入れ替えられるメゾンエルメスのアーティスティックなウィンドウディスプレイ。1月22日~3月18日まで展示されるのは、身体の物質性と生命の関係をテーマにする現代美術家・植松琢麿さんの作品、『新たな世界のために』です。
    正面ウィンドウの左側で、オレンジにきらめく馬から雲のように現れたもう一つの白い頭。右側には古代から人間とゆかりの深い動物である鹿と、宙に浮かぶ女性。植松さんがエルメスのウィンドウで表現したのは、生命の循環、自然と人間の共生の物語でした。 秩序を保ちつつも、変容を続ける自然界。そんなウィンドウは、エルメスの2014年の年間テーマである「メタモルフォーズ-変身」を想起させるものでもあります。銀座メゾンエルメスにお立ち寄りの際はぜひご覧ください。(Pen編集部)

    小窓にも同様のテーマが展示される。
    ©Satoshi Asakawa / Courtesy of Hermès Japon

    植松琢麿 『新たな世界のために』

    メゾンエルメス
    東京都中央区銀座5-4-1
    TEL:03-3569-3300
    www.maisonhermes.jp