ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館でアートファンを魅了した岩崎貴宏が、銀...

ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館でアートファンを魅了した岩崎貴宏が、銀座 蔦屋書店で新作の並ぶ個展を開催。

文:中島良平

ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館でアートファンを魅了した岩崎貴宏が、銀座 蔦屋書店で新作の並ぶ個展を開催。

銀座 蔦屋書店での展示作品から。岩崎貴宏『TECTONIC MODEL (TSUJI NOBUO “HISTORY OF ART IN JAPAN”)』2018年 © TAKAHIRO IWASAKI 2018, COURTESY OF ANOMALY, TOKYO

GINZA SIX 6階の蔦屋書店内のスペース「GINZA ATRIUM」で、2018年12月27日から『GINZA ART EXHIBITION:岩崎貴宏 Layer and Folding』展が開催されます。17年には、第51回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館の出展作家として注目され、「Pen クリエイター・アワード2017」も受賞した岩崎。タオルや本の栞をほどいた糸から教会や工業地帯の風景を紡ぎ上げた繊細な立体作品が、世界中のアートファンを魅了しました。

ヴェネツィアの展示で造形の繊細さとともに注目されたのは、会場の建物の床から下階のピロティに開かれた窓を利用したり、ヴェネツィアの街のイメージや街で拾ったゴミを作品に活用したりと、サイトスペシフィックな制作と展示を行った手法です。今回の会場は書店。本の森……知識や想像力の森に囲まれた展示スペースを意識して制作された最新作が展示されます。

鉄塔や架線などが見える郊外の風景を布や糸で再現した『アウト・オブ・ディスオーダー(フレーム)』シリーズや、本の栞をほどいてつくったクレーンが建設中のビルを連想させる『テクトニック・モデル』シリーズで空間を構成。書店という屋内空間の特性と、20年の五輪を前にスクラップ&ビルドが加速する東京の屋外のイメージが不思議と結びつきます。繊細な造形から壮大な想像が自然と広がる作品をお見逃しなく。

ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館でアートファンを魅了した岩崎貴宏が、銀座 蔦屋書店で新作の並ぶ個展を開催。

岩崎貴宏『OUT OF DISORDER (FRAME)』 2018年 © TAKAHIRO IWASAKI 2018, COURTESY OF ANOMALY, TOKYO

ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館でアートファンを魅了した岩崎貴宏が、銀座 蔦屋書店で新作の並ぶ個展を開催。

Pen クリエイター・アワード 2017も受賞した岩崎貴宏。 撮影:友枝望

『GINZA ART EXHIBITION:岩崎貴宏 Layer and Folding』
開催期間:2018年12月27日(木)〜2019年1月14日(金)
開催場所:銀座 蔦屋書店
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
TEL:03-3575-7755
開館時間:10時〜22時30分
休館日:2019年1月1日(GINZA SIX休館日のため)
入場無料
※開催期間は変更の可能性あり
※2018年12月28日(金)17時〜20時にレセプション開催(作家在廊予定)
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/3639-1636041014.html


ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館でアートファンを魅了した岩崎貴宏が、銀...