エコとアートについて考える、コニカミノルタ主催のエコ&アートアカデミー

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    エコ&アート アワードのロゴ。

    去る12/4(水)、「コニカミノルタ エコ&アート アカデミー 2014 公開講座 supported by very50」が開催されました。環境問題への意識が高いコニカミノルタが、エコとアートの関係性についての考察を深めてもらうためにスタートした講座です。テーマは、「地球を救う、芸術やデザインはありうるのか・・・」。
    そもそもコニカミノルタは、「エコビジョン2050」という長期計画を掲げ、地球温暖化防止や循環型社会、生物多様性への対応など、事業活動全体をとおして環境負荷の提言を進めている企業。さらに、毎年エコをテーマとした公募展「エコ&アート アワード」を開催し、アートとエコをつなぎ、その関係性を意義あるものへと昇華、若き才能を世に送り出しています。エコマインドあふれる若手クリエイターのみなさんにぜひおすすめしたいのが、この公開講座というわけです。
    第1回目は、アジアの社会課題解決のプロジェクトを多数手掛けている「very50」代表の菅谷亮介さん、「エコ&アートアワード2013」の審査員でもあり、アート・デザイン・教育分野で横断的に活動する杉原有紀さん、エコ&アートキュレーターの菅野和弘さんの3名を迎えて開催。芸術やデザインの力で社会問題を解決するためのヒントや知っておくべきことなどを、自らの体験や知識を交えてお話いただきました。会場にはエコ意識の高い受講者が集い、きっと若き才能に刺激を与えたことでしょう。
    公募展「エコ&アートアワード」の様子はPen11/15号でもご紹介していますが、意欲的な作品が続々と応募され、年々レベルもアップ。エコマインドあふれる若手クリエイターたちの登竜門的なコンペとなっています。今年の公募締め切りもいよいよ12/31(火)に迫っています。アートを通して地球をよくしていきたい!という意欲的なクリエイターのみなさんの応募をお待ちしています。(Pen編集部)

    当日の会場の様子。講師は杉原有紀さん。