グッチ新宿では、ウルトラテクノロジスト集団チームラボによるメディアアートの展覧会『Infinity of Flowers』が、9月28日（日）まで開かれています。展示されるデジタルインスタレーション作品は、チームラボ代表の猪子寿之氏がグッチの永遠のアイコンである「フローラ」にインスピレーションを得て、花々をモチーフにしたもの。今回の展示が世界初公開となります。
この作品はスクリーンに映し出された映像に人がふれると、まるで花の世界に入っていったかのように自分のふるまいが花々を変容させていくという、コンピュータプログラムによる不思議で魅惑的な体験を味わうものです。
大学発のベンチャー企業としてスタートしたチームラボは、情報化社会におけるさまざまな分野のスペシャリストが参加し、サイエンス、テクノロジー、デザイン、アートを融合。猪子氏の独創的な発想によって生み出されるメディアアート作品は、国内外で高く評価されています。2012年には「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」がヨーロッパ最大のバーチャルリアリティ博覧会「Laval Virtual 2012」で設計芸術文化賞を受賞、台湾の国立美術館では外国の企業で初となる個展を開催、さらに2014年夏には世界の現代アートシーンを牽引するニューヨークの名門ギャラリー「Pace Gallery（ペース・ギャラリー）」で大規模な個展を開催しました。
この展示の期間中、新宿通りに面した8mにおよぶウィンドウにも、チームラボによるメディアアートが展示されます。グッチ新宿で、チームラボの最新作をご覧ください。（Pen編集部）