エドツワキ、初の陶芸作品展「Salt Honey」が開催中。この新境地は必見です。

  • 文:Pen編集部

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イラストレーター、デザイナー、画家など、これまで主にグラフィックの分野で活躍してきたアーティストのエドツワキ。彼の制作意欲はとどまることなく、この度、新たな境地ともいえる「陶芸」によるエキシビション「Salt Honey」が新橋のCURATOR'S CUBEで始まりました。

昨年、丹波篠山と大阪で絵画の巡回展を同時開催した際に、双方を行き来しながら本展に向けた制作も行っていたというエドツワキ。今回のエキシビションでは、その時に生み出した作品群が展示されています。作品の多くは、丹波篠山の陶芸家・清水俊彦のもとで制作されたもので、白地と「ぬらっとした」黒い釉薬によって独特の世界観が見事に表現されています。

「『Salt Honey』というタイトルに込めたのは、これらの作品を見るたび蘇るさまざまな記憶です。 40日間で出合ったすべてが焼き付けられて、甘くてショッパイ味がします」(エドツワキ)

会場となったCURATOR’S CUBEを運営する、ランドスケーププロダクツ代表の中原慎一郎は、SNSでエドツワキの作品を見て、「自分へのメッセージだと勘違いするほどインパクトがあった」と本展のスピード開催に踏み切ったそう。「窯で焼くと自分の予想していなかった仕上がりになっていたりして、それがまた面白い体験だった」と語るエドツワキ。アーティストの鋭い感性に触れられる作品展、ぜひ足を運んでみてください。

エドツワキ 第一回 陶芸作品展 [Salt Honey]

会期:~4月2日(日)
開催場所:CURATOR'S CUBE
東京都港区西新橋2-38-3 土井ビル3F
開廊時間:12時~19時
TEL:03-6721-5255
http://curatorscube.com