この一冊で、三国志通に!

184年の黄巾の乱から280年の晋による統一までのわずか百年ほどを描いた「三国志」。現代でも、マンガ、映画と広い分野に浸透し、多くの人々に愛読されています。しかし乱世の時代ゆえ、三国時代の考古資料はきわめて少なく、その実態は謎に包まれていました。ところが近年、なんと曹操の墓が発見されるなど考古学研究が進み、魏・呉・蜀の人々の暮らしや美意識が少しずつ解明され始めました。
去る7月9日、東京国立博物館で特別展『三国志』がスタート。中国からやって来た出土品を実際に目にできる、つまり「リアル三国志」と出合える、貴重な夏が始まるのです。なぜこんなにも三国志は面白いのか? 徹底的に迫り、解説する大特集は、昔ハマった人はもちろん、一度読んでみたかったという人も大満足間違いなしです。


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