SPring-8のすべて。

日本の科学技術を支える巨大施設を徹底解剖!
SPring-8のすべて。

¥1111(税抜)

兵庫県・播磨にある大型放射光施設「SPring-8(スプリング・エイト)」は、科学技術立国・日本が世界に誇る施設であり、今年が、供用開始後ちょうど20年の節目の年になる。“強力なX線を使って、原子レベルでものを見る”ことで、サイエンスの発展とともに、私たちの暮らしにも役立っている。SPring-8 および隣接するSACLA(サクラ)とはどのような施設か、最先端の科学技術とは、一体どのようなものであり、私たちの暮らしと、どのようにつながっているのか。放射光やX線が生まれる仕組みから、その活用の仕方まで、SPring-8とその未来を、あらゆる角度からとらえた一冊。

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  • SPring-8から生まれた「真空封止型アンジュレータ」や、施設内の風景、漫画『エイトハカセ』のキャラクターなど、関連のあるビジュアルが大集合。詳しくは紙面をチェック!
  • 本誌のために、イラストレーターのうえたに夫婦が『漫画で学ぶ、SPring-8とSACLA』を描き下ろしてくれました。スプリング神とさくらくんと一緒に、まずは漫画で施設をレクチャー。
  • 世界で2番目につくられたXFEL(X線自由電子レーザー)施設「SACLA」。太陽の100億倍の輝度を誇り、ナノレベルの観察が可能な顕微鏡の仕組みを詳しく解説しています。
  • 今年で20周年を迎える施設が辿った軌跡を、8ページわたり紹介。施設の歴史と研究の成果を軸に、月ごとにどんな出来事があったかを振り返ります。その偉大な業績に驚かされることでしょう。
  • 「ジョジョの奇妙な冒険」や「進撃の巨人」のオープニングなどを制作した神風動画とタッグを組み、大胆にも「SACLA」をアニメ化。YouTubeで第一弾、第二弾が公開されています。

目次

日本の科学技術を支える巨大施設を徹底解剖!

 SPring-8のすべて。


漫画で学ぶ、SPring-8とSACLAのこと。

 数字で見る、SPring-8 & SACLA

 SPring-8のことを、もっと知りたい。

 用途に合った光を、ビームラインで活用。

 SACLAとは、一体どういうものか。

 物質の測定から、データを解析するまで。

 発見は偶然だった! X線の歴史をたどる。

 科学技術とともに進化した、放射光施設。

 世界各地で活躍する、現在の放射光施設。

 日本の放射光施設/世界のXFEL(X線自由電子レーザー)

 播磨の地に、SPring-8ができるまで。

 SPring-8の20年の歩みを振り返る。

 コラム ① 放射光を使った分析方法。


 世界にインパクトを与えた、SPring-8の5つの成果。

真空封止型アンジュレータ/Osakaミラー(高精度X線集光ミラー)

硬X線光電子分光とIGZO/コヒーレントX線回折イメージング

G-タンパク質共役受容体ロドプシン


【対談】 大宮英明(三菱重工業株式会社 取締役会長)

石川哲也(理化学研究所 放射光科学総合研究センター センター長)

世界レベルの施設には、知の集積ができる。


トヨタ自動車名誉会長 豊田章一郎

SPring-8とSACLAに、これから期待すること。


〈トヨタ自動車〉リチウムイオン電池の、さらなる性能向上へ。

 コラム ② 放射光が切りひらく様々な分野。


 SPring-8が寄与した、学術研究と産業利用の事例。

光化学系Ⅱ複合体の三次元原子構造を解明/イトカワの成分解析

旭化成/第一三共RDノバーレ/住友ゴム工業/江崎グリコ


 放射光サイエンスが、もたらす未来。

 ある日のSPring-8

 世界のキタノが、SACLAを訪れた日。

 科学者と触れ合える、年に一度の施設公開。

 著者に訊く、『エイトハカセ』誕生秘話。

 本気度全開! 公式アニメ「播磨サクラ」とは。

 これは欲しい! 気になる公式グッズあれこれ。

 創立百周年を迎えた、理化学研究所の歴史。