No.433

あのアートが見たい。


あのアートが見たい。

2017年 08月01日号 No.433 ¥630(税抜)

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デジタル版

ドクメンタにミュンスター、ヴェネツィア・ビエンナーレ……。今年は、海外で3つの大きな芸術祭が開催されるアート・イヤー。さらに国内でも、見逃せない展覧会が目白押しだ。だが作品の数はあまりにも多い。一体なにを見るべきか?そこでPenは、いま必見の作品・作家を徹底リサーチした。アートは世の中の動きを敏感に映し出す。ひとつの作品を見ることは、自分がこの世界でどう生きたいか、どう社会と関わっていくかを考える、絶好の機会でもあるのだ。あなたの人生を変えるかもしれないアートを、探しに行こう。

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  • アート・イヤーと言われている2017年。ドイツではドクメンタとミュンスター彫刻プロジェクト、イタリアではヴェネツィア・ビエンナーレと、海外で3つの大規模な芸術祭が開催されます。国内でも、注目の展覧会が数多く催されたり、新しい美術館が続々オープンしたりと話題に事欠きません。そこで今回のPenは、現代アートから不朽の名作まで、いま必見のアートをさまざまな切り口で大特集。この1冊あれば、数ある作品の中でいまなにを見るべきかがひと目でわかります。
  • この夏、ロンドンのテート・モダンと東京の国立新美術館で20世紀を代表する芸術家、アルベルト・ジャコメッティの展覧会が開催されています。ジャコメッティの展覧会は日本では11年ぶり、ロンドンでも20年ぶりの開催。Penでは大注目のふたつの展覧会のみどころを、たっぷりとお届けします。どちらの展覧会にも出展されている『ヴェネツィアの女』には、隠れたエピソードがありました。展覧会を見比べることで、より深くジャコメッティを知ることができるでしょう。
  • 教会の祭壇画や美術館が絶対に貸し出さない重要作など、わざわざその地に足を運ばなければ見られない名画があります。たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』はミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院の食堂に描かれた壁画。また、クロード・モネが晩年描いた『睡蓮』の連作は、パリのオランジュリー美術館の空間に合わせて描かれ、そこから出ることはありません。このページでは、その作品を見るための旅に出たくなるような、西洋絵画の傑作を10点厳選して紹介しています。
  • 「奇想」がテーマのふたつの展覧会が話題です。ひとつは国立西洋美術館の『アルチンボルド』展。もうひとつはBunkamura ザ・ミュージアムの『ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』展。花や魚を組み合わせ、人間の目や口に見えるように描いたアルチンボルドに、マグリットやヒエロニムス・ボスなどベルギーで独自の幻想的な絵画を描いた作家たち……。両展を美術家の森村泰昌さんに案内してもらい、なぜこんな不思議な絵が描かれたのか、当時の画家の思考を訊きました。
  • 欧州の三大芸術祭であるドクメンタにミュンスター、ヴェネツィア・ビエンナーレ、さらに世界的に話題となった展覧会にもフォーカス。見るべき作品を厳選して紹介しています。まずは5年に1度、ドイツで開催される世界最大級の現代アートの祭典「ドクメンタ」から。アルゼンチンのアーティスト、マルタ・ミヌヒンが世界中の発禁本でつくった巨大な『本のパルテノン神殿』は、見た目のインパクトも絶大です。アートの最先端を示すと同時に、世相を反映した注目作品の数々をご覧ください。
  • 展覧会は一体どうやってつくられているのでしょうか? 4展の制作現場を取材し、その狙いを聞きました。建築家の安藤忠雄さんの大型個展、『安藤忠雄展―挑戦―』では、模型を制作中の事務所に伺い、自ら会場構成を行う安藤さんにインタビュー。また、想像を絶するスケールの作品に挑戦する8組のクリエイターを紹介する『「そこまでやるか」壮大なプロジェクト展』では、現場でインスタレーションを制作して写真作品として展示する作家、ジョルジュ・ルースの制作現場を取材。考察の過程に迫りました。

目次

あのアートが

見たい。


アートの面白さに、気付かせてくれた「もの派」。

「人間の本質」に迫った、彫刻家を見直す。

ロダンの弟子クローデルに、捧げられた美術館。


この目で絶対見たい、西洋絵画の傑作10点。


芸術の起源に立ち返る、杉本博司の集大成。

裏方に徹した美術家は、名品を照らす光をつくった。

富山に誕生する、アートとデザインの発信地。

森村泰昌と、西洋美術の「奇想」を見る。

2展で知る、アジア・アート最前線。

美術と音楽をつなぐ、ライブな芸術祭の歩き方。


海外の芸術祭&展覧会、見るべき作品はどれ?

「ドクメンタ14」 ドイツ/ カッセル

「ミュンスター彫刻プロジェクト2017」 ドイツ/ミュンスター

「第57回ヴェネツィア・ビエンナーレ」 イタリア/ ヴェネツィア

『川久保玲と間(はざま)の技』展 アメリカ/ メトロポリタン美術館

『ロバート・ラウシェンバーグ:友人の間で』展 アメリカ/ ニューヨーク近代美術館

『デイヴィッド・ホックニー回顧展』フランス/ パリ ポンピドゥー・センター


展覧会の舞台裏を、すべて見せます。

『安藤忠雄展 ─挑戦─ 』 国立新美術館

『レオナルド×ミケランジェロ展』 三菱一号館美術館

『AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展』 パナソニック 汐留ミュージアム

『「そこまでやるか」壮大なプロジェクト展』 21_21デザインサイト


ぜひ足を運びたい、日本の芸術祭はこれだ!


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美しき造形を描く、60年の軌跡を語る一本。


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ジュエリーという、男の養分。


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フェンディとローマ、アートが結ぶ絆。


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困った時は、いつも木が助けてくれる。


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