No.314

男のニューヨーク

古きよきアメリカを探して、
男のニューヨーク

2012年 06月01日号 No.314 ¥600(税抜)

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ニューヨークといって思い浮かべるのは何だろう。摩天楼、金融街。あるいはファッション、アート、食など最先端のトレンドを発信し続ける巨大都市であることだろう。しかし、いまニューヨーカーたちの心を捉えているのは、ドラマ「マッドメン」の世界で繰り広げられるような、60年代の古きよきニューヨークだ。スーツに身を包み、床屋でヘアスタイルをきめ、酒と女を愛し、自分が世界を動かすと信じてつき進んでいた時代。そんな伝統的なカルチャーにみんな夢中だ。プレッピーはアメリカにとどまらず世界中でブームを呼んでいるし、レストランやバー、食文化そのものも原点回帰の傾向が強い。一方でかつて工場地帯だったブルックリンは新興住宅地となり、若いクリエイターたちが集結、手作りのよさを再確認している。単なる懐古主義ではない、新しい感覚でとらえたオーセンティック・アメリカの魅力。ニューヨーカーじゃなくとも、ワクワクさせられるはずだ。そんなアツき男たちの源流を探しに、ニューヨークを訪れてみよう。

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  • ニューヨークといえば、あらゆる分野で最新トレンドを発信する街。そんなイメージがあるかもしれませんが、いまニューヨーカーの心を捉えているのは、アメリカの本来もっている伝統や文化を見つめ直すこと。原点回帰の波が押し寄せています。たとえばファッションなら何といってもプレッピー。食料品や生活用品なら“地元で手作り”がキーワードなのです。
  • 特集内では、生粋のニューヨーカーが、古きよきアメリカの源流を感じさせる建物やレストラン、バーなどを紹介してくれます。トップを飾るのは、トム・ブラウン。コレクションのイメージソースにもなるという、“ニューヨーク建築”について解説します。
  • 消えつつある「商店」をドキュメントし続けるフォトグラファー、ジェイムス&カーラ・マーリーは、ニューヨーク最古のバーを案内してくれました。1970年までは女人禁制だったという歴史もある店です。
  • さて、ニューヨークではいま、食料品からファッション・アイテムまで、日常の身近なモノは「ブルックリン・メイド」が選ばれる傾向にあるとか。なかでも大好評なのが「マスト・ブラザーズ」のチョコレートで、地元のキッチンスタジオの前は、連日、大行列です。
  • そして、アメリカ料理といえば、やっぱり「肉」。ステーキにハンバーガーにサンドイッチ。数あるレストランや専門店から、歴史と味にこだわって厳選しご紹介します。写真上のミートハウス2軒は、いずれも19世紀に開業した老舗です。行きたくなる、見たくなる、味わいたくなる、Pen渾身のニューヨーク特集。ぜひお楽しみください!

目次

目利きが案内する、古きよきアメリカ

トム・ブラウン ファッション・デザイナー
グレン・オブライエン 編集者/ライター
ロバート・ベルディ セレブ・スタイリスト/インテリア・デザイナー
ブライアン・ポール・クランプ アートギャラリー・ディレクター
ジェド・ウィノクール COACH アーキビスト
ジェイムス&カーラ・マーリー 写真家
アレクサンダー・オルチ ネクタイ・デザイナー

ブルックリン・メイドにこだわる男たち。

マスト・ブラザーズ・チョコレート
キングス・カウンティ・ディストラリー
スタンリー&サンズ
ヒルサイド
ローレン
ディー.エス.&ダーガ
ブルックリン・ブライン
キングス・カウンティ・ジャーキー
モーリス・キッチン
シックスポイント・ブリュワリー

ブルックリンは、ここがいまアツい。

アメリカン・トラッド、訪れるべき7店。

この街を動かす、最旬の感性を発信。

老舗中の老舗で、アメリカを味わう。

コーヒーとスイーツで至福のひと時を。

世界を刺激し続ける、NYカルチャー史。

魅力を再発見、男のニューヨークマップ

腕時計のポートレイト 並木浩一
RADO ラドー
ハイテク素材に、自動巻きの温もりが寄り添う。

スーツ至上主義  小暮昌弘
ラトッレの「A08」モデル
太陽光を反射する天然素材で、真夏でも快適な機能スーツ

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ナチュラルに表現する、セオリーの感性。

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