伝統と革新が導いた次世代の正統派ウォッチ、「ティソ ジェントルマン オートマティック」に日本限定モデルが登場。

  • 写真:星 武志
  • 文:和田達彦
  • スタイリング:石川英治

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ティソの新コレクションとして、今年1月にデビューした「ティソ ジェントルマン オートマティック」。この次世代の新たなスタンダードウォッチとも言うべきモデルに、より精悍でエレガントな日本限定モデルが登場する。

クラシックモダンなデザインに卓越した機能と実用性で、ビジネスからオフタイムまであらゆるシーンに対応してくれる3針モデル。「ティソ ジェントルマン オートマティック 日本限定モデル」。自動巻き、SS、ケース径40mm、パワーリザーブ最長80時間、日付表示、シースルーケースバック、型押しカーフ革ストラップ、10気圧防水。500本限定。¥96,800(税込)

コーポレートマークにスイス国旗があしらわれていることからもわかるように、同国を代表する時計ブランドのひとつであるティソ。1930年に世界初の耐磁性腕時計「ティソ アンチマグネティーク」を世に送り出すなど、革新的な機能や素材への徹底したこだわりと、それを支えるクラフトマンシップに定評がある。「ル・ロックル」「バナナ・ウォッチ」などで知られるブランドだが、“現代紳士のあらゆるシーンに寄り添うタイムピース”として、2020年1月からラインアップに加わったのが「ティソ ジェントルマン オートマティック」。このコレクションに、日本限定モデルが登場する。


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機能的でエレガントな、次世代の新スタンダードウォッチ

日本限定モデルは、サンレイ仕上げのブルーダイヤルに十字のラインを配し、ネイビーの型押しカーフ革ストラップを組み合わせた仕様。

この新作時計をじっくり眺めると、ていねいな仕上げに感心する。丹念に面取りされた上で、細部まで徹底して磨き上げられたアプライドバーインデックス。きちんと枠取りされたデイト表示窓。シャープな秒針はしっかりとインデックスに届いており、長短のドーフィン針には蓄光塗料「スーパールミノヴァ」が施されているので視認性がよい。ケースも美しく面取りされ、ダイヤルからラグが自然に伸びるさまにエレガンスを感じる。

1920年代当時のティソの工房。創業から今日に至るまで、その高いクラフトマンシップが世界的に評価されてきた。
1853年にスイス北西部のル・ロックルで創業されたティソ。写真は創業者のシャルル=フェリシアン・ティソ(左)と、息子のシャルル=エミール・ティソ(右)のティソ親子。

デザインは1960年代の「ティソ シースター」をモチーフに、現代的なアレンジを施したもの。日本限定モデルは、サンレイ仕上げのブルーダイヤルに四方に伸びる十字のラインを配し、ネイビーの型押しカーフ革ストラップを組み合わせた、より精悍でエレガントな仕様になっている。ビジネスからオフタイムまでさまざまなシーンに対応する、次世代の新たなスタンダードウォッチと言うべきモデルだ。

裏面のシースルーケースバックからうかがえるムーブメント「パワーマティック 80 シリシウム」。耐磁性に優れるシリコン製ひげゼンマイを採用し、最長80時間のロングパワーリザーブを誇る。
日本限定モデルの購入者には、ティソのブランドロゴを本体とケースに配したオリジナルのカランダッシュ製ボールペンがプレゼントされる。スイスを代表する時計ブランドと筆記具ブランドのコラボレーションアイテムは、購入のよい記念となるだろう。

心臓部に採用されているのは、ティソのフラッグシップムーブメントである「パワーマティック 80 シリシウム」。最長80時間のロングパワーリザーブにシリシウム(シリコン)製ひげゼンマイを搭載したこのムーブメントは、金曜の夜に腕時計を外しても、週明けの月曜の朝まで巻き直す必要のない長寿命。そして磁気を発するデジタル機器に囲まれた、現代の生活環境に影響されない高精度。これらを両立させたことで、長くパートナーとして使い続けるに足る信頼性を備える。

より精悍でエレガントな仕様を纏った日本限定モデルは、オン・オフを問わずスタイルにこだわる日本の現代紳士にとって、まさにお誂え向きの一本と言えるだろう。


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問い合わせ先/ティソ TEL:03-6427-0366
www.tissotwatches.com