Feature Product 靴職人も気になる、英国の新しいカタチとは?

靴職人も気になる、英国の新しいカタチとは?

写真:小林俊樹 文:サトータケシ

細部にわたるつくり込みと履き心地のよさにこだわる注目の靴職人・五宝賢太郎さんは、新しいミニ・クラブマンのデザイン性の高さと使い勝手のよさに、大いなる感銘を受けました。

靴職人も気になる、英国の新しいカタチとは?

最初に五宝賢太郎さんを紹介してくれたのは、靴を愛するファッション・ディレクターでした。五宝さんは埼玉県の蕨で「グレンストック」を営む靴職人。編集者やセレクトショップのプレス担当など、“五宝ファン”は少なくありません。
五宝さんの靴が玄人から支持されるのには理由があります。ひとつは、顧客の希望に応じて細部までていねいにデザインしてくれること。もうひとつは、足を入れた瞬間から靴が身体の一部のように馴染むことです。抜群のフィット感は、大学でスポーツ生理学を学んだ五宝さんが、履く人の骨格まで見極めて設計することから生まれます。ザ・ニュー・ミニ・クラブマンと対面した五宝さんは、まずは少し離れた位置に立ち、そのフォルムを確かめました。
「ルーフ(屋根)とドアのラインが、地面と水平に直線的に延びているのが面白い。これがクルマ全体にシュッとした印象を与えていて、新鮮です」
続いて五宝さんは、細部に注目。「ガラス部分の一番下にクロームのラインが入っていて、これがボディをぐるっと一周しています。靴のステッチと同じで、このクルマだけのディテールが個性をつくるんでしょうね」
全体のフォルムとディテールの両方に目を配る審美眼が、靴職人らしいといえます。

靴職人も気になる、英国の新しいカタチとは?

五宝賢太郎(靴職人)

1981年徳島県生まれ。プロダクトデザインや人間工学を学ぶために茨城大学生活デザイン科に進む。有名な靴職人である稲村有好さんに師事して靴づくりを学んだ後に独立。現在に至る。

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