青く美しい海を守る、ブライトリングのダイバーズウォッチ

ブライトリングは環境保護団体と提携し、海洋の保全活動に乗り出しました。こうした海に対する愛情を象徴している腕時計が「スーパーオーシャン」と「スーパーオーシャンヘリテージ」シリーズです。

右：オーシャン・コンサーバンシーとのパートナーシップを記念した限定1000本の特別モデル。ブルーの逆回転防止付きベゼルが美しく輝きます。廃棄漁網を再利用したNATOストラップがよく似合います。「スーパーオーシャンヘリテージクロノグラフ 44 オーシャンコンサーバンシーリミテッドエディション」。自動巻き、ケースはステンレススチール、直径44㎜、200m防水。￥750,600（税込）　左：右の「スーパーオーシャンヘリテージ」はオリジナル由来の矢印型時針と剣型分針が特長。左の新作「スーパーオーシャンオートマチック 42」は細部をブラッシュアップ。ベゼルのリングがラバーからラッカー仕上げとなり、耐久性も向上。12時下の羽根マークも目を引きます。自動巻き、ケースはステンレススチール、直径42㎜、500m防水。￥432,000（税込）

ブライトリングのダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」は、1957年に発表された人気シリーズ。環境保護団体との提携を記念したその特別限定モデルが、今年5月にリリースされました。ブライトリングが取り組む海洋保全活動とともに、スーパーオーシャンの魅力を紹介します。

カラー、サイズのバリエーションが充実。

新作の「スーパーオーシャン」シリーズ。36～46㎜までの4サイズともに、より知的になった大人顔は共通していますが、防水深度やケースの仕上げ、ダイヤルカラーなどで個性がそれぞれ異なります。ケースはすべてステンレススチール、自動巻き。パワーリザーブ約38時間。右：ブルーはケース径44mm・1000m防水で￥453,600（税込）。中：オレンジはケース径42 ㎜・500m防水で￥475,200（税込）、左：オールホワイトはケース径36㎜・200m防水で￥421,200（税込）

ブライトリングはパイロットウォッチのトップブランドですが、ダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」を1957年に発表。空だけでなく、海に潜る時計でも60年以上の技術蓄積を誇る先駆けです。このコレクションがリニューアルされ、ケース径が36〜46㎜までの4サイズに拡大。アラビア数字のアワーマーカーにバーインデックスを組み合わせるなど、よりスマートにブラッシュアップされました。時分針のサイドも先端に向けて傾斜をつけたほか、回転ベゼル（逆回転防止付き）のリングもラバーからラッカー塗装に変更。マットな質感に加え、耐久性も高めています。

廃棄された漁網とケリー・スレーター。彼が率いるファッションブランドが、この漁網を再利用した素材「ECONYL®ヤーン」を採用。

バリ島でのビーチクリーンアップの様子。

幼いウミガメは大海原を回遊しながら成長。およそ20〜30年後には、生地に戻って産卵するといわれます。ところが、近年の浜辺は夥しいゴミやプラスティック廃棄物が堆積。このウミガメの習性を阻むようになってきました。

スイスの名門時計ブランド、ブライトリングは、年々深刻化する海洋汚染を危惧。世界的な環境保護団体オーシャン・コンサーバンシーとパートナーシップを締結し、海洋の保全活動を支援する取り組みを開始しました。

漁網などの廃棄物で生成した素材を、ストラップに。

「スーパーオーシャンヘリテージ」記念モデルの裏蓋にはOcean Conservancyのロゴが。

2018年の3月に環境保護団体と提携。これを記念した「スーパーオーシャンヘリテージ」の特別限定モデルを今年5月にリリース。バリ島で発表会を行うだけでなく、周辺のビーチクリーンアップイベントも開催。数百㎏にも及ぶプラスティックゴミなどを回収しました。日本でも9月に千葉県・館山、10月には福岡県・糸島の海浜で実施されます。ゴミの回収だけでなく、世界共通基準の45品目に分類。同時期に世界で一斉に行われる浄化活動と合わせて、ゴミ問題解決の貴重なデータになるといいます。

ブライトリングでは、既に漁網などのナイロン廃棄物で生成した素材をNATOストラップとして採用。今回の特別モデルにも組み合わせていますが、これは同社のアンバサダーであるサーファーのケリー・スレーター率いるファッションブランドとの提携が機縁といいます。ジョージ・カーンCEOは「こうした提携は、海に対する私たちの愛情を雄弁に物語っています。新作のコレクションも、海を愛する人々のためのもの」と話します。新しくなった「スーパーオーシャン」シリーズは、機能やデザインもさることながら、美しい海辺を大切に守ろうとする愛情と志を象徴しているのです。