「ヱビス プレミアムエール」を飲みながら【後編】。シンガー・ソングライターの河口恭吾さんが語る、“余韻”につながる時間と音楽。

  • 写真:長谷川 潤
  • 文:西野嘉孝
  • スタイリング:若梅
  • ヘアメイク:Azuumi フードスタイリング:中澤裕子

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忙しい日々の中、喧噪を離れ、ゆったりとした自分だけの時間に訪れる“余韻”。今回、シンガー・ソングライターの河口恭吾さんに、“余韻”を感じる時間と、楽曲についても教えてもらいました。

河口恭吾(かわぐち・きょうご)●1974年、栃木県生まれ。2003年にリリースした「桜」で第46回日本レコード大賞金賞などを受賞。18年4月には“自分の生きる人生を愛せ”をテーマに2年ぶりのニューアルバム『Live The Life You Love』をリリース。17年からスタートしたデジタル衛星ラジオ局ミュージックバードの「河口恭吾 ブートラジオ」ではメインパーソナリティも務める。

昨年には待望のニューアルバム『Live The Life You Love』をリリースし、最近はラジオパーソナリティとしても活躍するシンガー・ソングライターの河口恭吾さん。
「昔は歌詞を書くのが苦痛でしたが、当時縛られていた恋愛というテーマから解放されることで、楽になりました。デビューから20年が経ったいまは逆に、幼い娘や息子と過ごす日々を恋愛に置き換えてみたりして、歌詞を書く作業がやっと楽しくなってきましたね」
そう話す河口さんが大切にしてきたのは、楽曲を生み出した後の余韻に浸るひと時。心地よい余韻が口の中に残る「ヱビス プレミアムエール」を飲みながら、そんな達成感に満ちた時間の過ごし方や、その雰囲気にぴったりの音楽について話してもらいました。

楽曲づくりを終えた深夜に聴きたい、チルアウトできる音楽。

ヴィンテージギター好きの河口さんですが、現在はテイラーのGS ミニを愛用。「最先端のテクノロジーを備えていて道具として非常に優秀。北から南までどこに行っても、温度や湿度によるトラブルがなくて音質もいい。とても重宝しています」とのこと。

「ビールは句読点を打つような時に飲みたくなるもの。ライブ終わりだったり曲づくりの後だったり。仕事をしているとビールでなければ潤せない渇きのようなものってありますよね」と話す河口さん。
ビールを相棒に過ごす時間のなかでも、曲づくりを終えた後のひと時は格別です。
「いつも締め切りのギリギリまで粘るので、僕の場合は曲が夜中にできることが多いんです。家族が寝静まっている時間にホッとひと息ついてビールを開けて、できたばかりの曲をひとりで何度もプレイバックで聴いて確認する。曲づくりの後の余韻が感じられる、とても充足感のある時間です」

「若い頃とはちがって最近では量よりも質。ビールもたくさん飲むよりも、おいしい一杯を飲みたいと思うようになりました」と話す河口さん。『ヱビス プレミアムエール』を味わい、「ひと仕事の後のご褒美にぴったり」と最高の表情を見せてくれました。

現在は東京FM系列のデジタル衛星ラジオ局ミュージックバードで自身の番組をもち、ラジオパーソナリティとして選曲も担当。“余韻”をテーマに選んだのは、コールドプレイの「Everglow」やヌジャベスの「Another Reflection」など、ロックからヒップホップ、さらにはポストクラシックまでさまざまなジャンルの楽曲。
「なにかが終わると同時に、またなにかが始まっていくような……。僕がそんな風に思う、いい余韻を感じさせてくれる音楽。どれも夜にビールを飲みながら聴きたくなる曲です」と河口さんが話す通り、ひとりでチルアウトしたい夜にぴったりの音楽です。
「最近はさまざまなビールを飲みますが、このビールは泡立ちもよくて味わいも驚くほどリッチ。飲み口はスムーズなのに飲み応えがあって、香りの華やかさもすごい。ご褒美に飲みたくなるビールですね」と“新しいヱビス”の感想を語ってくれました。

河口さんの選曲
1.コールドプレイ「Everslow」
2.Nujabes「Another Reflection」
3.Madeleine Peyroux「Damn The Circumstances」
4.小瀬村晶「Serena」
5.ダコタ・スイート、クエンティン・サージャック「In The Stillness of This Night」
6.アラバマ・シェイク「Sound&Color」
7.Meshell Ndeaeocello「Mary Magdalence」
8.ニール・ヤング「Birds-Remastered Version」
9.クロード・ドビュッシー、Inon Barnatan「Suite Bergamasque:Clair de Lune」
10.Stephen Bishop「On And On」
11.アンダーソン・パーク「`Til It`s Over」
12.木村充輝「Smile-Strings version」
13.細野晴臣&イエロー・マジック・バンド「はらいそ」

ビールの本場である欧州産麦芽を一部使用し、ふくよかな味わいとコクを生む長期熟成など、ヱビスらしさを支えるこだわりは従来通り。ヱビスが培ってきた日本のビールづくりの技術が、ビールのもうひとつの伝統である上面発酵と出合った新商品「ヱビス プレミアムエール」350ml / 500ml

日本では一般的な下面発酵のラガータイプに対し、上面発酵を採用したエールタイプのビール。100年以上も日本のビール文化を牽引してきたヱビスが満を持してリリースするのが、2月26日に全国通年発売となる「ヱビス プレミアムエール」です。
欧州産麦芽を一部使用するなど、原料へのこだわりは従来のまま。柑橘系のフレーバーが特徴的な厳選したカスケードホップを一部使用し、日本人の味覚に合う複雑で豊かな味わいとコクが実現されています。香りは濃密で飲めばキリッとした苦味が後を引くように、心地よい余韻となって口の中に広がっていきます。
日々の忙しさから解放され、自分だけになれる大切な時間。だれにでもあるそんな時間を、より豊かで贅沢なものにしてくれる。いつものヱビスとはまたちがった、ひとりの時間にじっくりと向き合いたくなる“新しいヱビス”の登場です。


長谷井さんの選曲(1~16)、森岡さんの選曲(17~31)、河口さんの選曲(32~44)


映画監督の長谷井宏紀さんとファッションディレクターの森岡弘さんが出演する、【前編】の記事はこちら。
https://www.pen-online.jp/feature/food/yebisu1


ヱビス プレミアムエールの楽しみ方はこちら。


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問い合わせ先/サッポロビール 
TEL:0120-207-800
www.sapporobeer.jp/index.html