ザ・プレミアム・モルツから始まる、オフの時間。

  • 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)
  • スタイリング:川合将人
  • 文:小松めぐみ

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在宅ワークはオンとオフの切り替えが難しいもの。3拠点で活動するジャーナリストの佐々木俊尚さんに、独自の仕事術と切り替えの秘訣を尋ねた。

佐々木俊尚(ジャーナリスト)●1961年兵庫県生まれ。毎日新聞社などを経て2003年に独立。ITやメディアを中心に執筆。『仕事するのにオフィスはいらない』(光文社新書)、『そして、暮らしは共同体になる。』(KTC中央出版)など著書多数。

ジャーナリストの佐々木俊尚さんが自宅で仕事を始めたのは、フリーランスになった2003年。在宅ワーク歴17年の佐々木さんいわく、自宅で効率よく仕事をするために大切なのは、時間と集中力を管理することだ。そのためスマホのタイマーを使い、10〜15分間隔で時間を区切りながら作業しているという。

「情報収集や雑用のようなシンプルな仕事と、原稿を書くような重い仕事を15分おきに行うんです。15分で区切ると『もう少しやりたい』という気持ちになるので、やる気が続きます。嫌になる前に別の仕事に取り掛かるのがコツ。テレビのチャンネルを次々に変えるのをザッピングといいますが、それと同じように仕事もこなすんです。自分でザッピングワーキングと勝手に呼んでいます」

この方法を始めたのは、福井に3つめの拠点を構えた5年ほど前のこと。拠点間の移動日は仕事ができないため、時間を有効活用したいと思ったことがきっかけだ。

上質でおいしいビールが、 切り替えの一杯目に最適。

椅子はハーマンミラーの名作「アーロンチェア」を愛用。長時間座っても腰が痛くならないため、東京でも軽井沢でも使う。照明は場所を取らないシンプルなものが好み。日本のメーカー、ビーサイズのLEDデスクライトはタッチだけで点灯する点が気に入っているとか。

佐々木さんのワークスタイルは、1週間ごとに東京・軽井沢・福井の拠点に移動し、その場所に合った働き方をするというもの。東京ではメディア出演や取材、打ち合わせで外出することが多いが、軽井沢では自宅にこもって執筆や雑務に専念。福井では役場から多拠点活動アドバイザーの委嘱を受けているため、行政の仕事に関わる時間も多い。そんな佐々木さんも、今年の4〜5月は緊急事態宣言を受け、東京にとどまっていた。3拠点の移動を再開したのは、県をまたぐ移動の制限が解除された6月中旬。数カ月ぶりに軽井沢で過ごしてみて、〝ワーケーション〞の効果に気づいたそうだ。

「軽井沢では以前から、昼間にテラスでランチをした後は家で仕事をするという過ごし方をしていたのですが、これってワーケーションなんですよね。観光したりはしませんが、ヒグラシの声を聞きながら爽やかな空気の中で仕事をするのは気持ちがいいです」

筆箱にはボールペン、ペーパーナイフ、カッターナイフが入っている。移動時に持ち歩くのはノートPCのみ。

1日のスケジュールは、11時から18〜19時まで集中して働き、クタクタになったら夕食の準備を始め、オフタイムに向かうというもの。すっぱりと気持ちを切り替え、仕事を終えた達成感を味わうために欠かせないのは、上質なビール。その一杯を楽しみにしながら料理にとりかかる。コロナ禍以前から在宅ワークをしていた佐々木さんは、オフへの切り替えもスムーズだ。

佐々木さんいわく、ビールの飲み方はライフスタイルによって変わってくる。「猛烈サラリーマンだった新聞記者時代は仕事帰りに外でぐいっと飲み干していましたが、サステイナブルなワーク&ライフスタイルを大切にしている現在は、しみじみと味わうようになってきました」と話す。

オフタイムの始まりは、ザ・プレミアム・モルツで。

ていねいにグラスに注いでから飲むのが佐々木流。

佐々木さんは、実はレシピ本の著書があるほどの料理好き。料理は文筆業と頭を使う場所が違うため、気分転換になるのだという。軽井沢は海がないので、肉や野菜の料理。一方、日本海に面した福井では魚がメイン。マメアジが安いので、大量に南蛮漬けをつくることもある。「料理する時は、凝ったものはつくりませんが、冷たいものは冷たく、熱いものは熱いまま食卓に出し、できるだけ旨味調味料を入れずに基礎調味料だけ使うことを心がけています。さらに出来上がった時に、洗い物もすっかり終わった状態を目指します」と話す佐々木さん。

ゆったりとしたオフタイムに「ザ・プレミアム・モルツ」がよく似合う。「ひと口飲むごとに鼻から抜ける香りでリフレッシュできる」と話す。

明確なゴールを定めて基本を大切にする思考は、お酒の愉しみ方にもつながっている。ビールに関しては、「きちんと飲み頃の温度に冷やし、泡と空気が混ざるようにグラスに移して味わう」のが佐々木さんのこだわりだ。そして料理をつくり終えたら、食事の前にゆっくりと味わう。

その際に佐々木さんが好むのは、「ザ・プレミアム・モルツ」。華やかな香りと豊かな味わい、そして口当たりのよいやわらかな泡で「ひと口飲むごとに鼻から抜ける香りでリラックス&リフレッシュできる」からだという。

「ザ・プレミアム・モルツ」の華やかな香りとコクは、厳選されたダイヤモンド麦芽と欧州産アロマホップ、そして天然水醸造というこだわりから生まれる。きめ細かくクリーミーな泡は、素材や製法すべてにこだわり抜いて、ていねいにつくられた証だ。

「仕事の後、夕食の前にしみじみと愉しみたいのは、コクがあってやわらかいビール。だから『ザ・プレミアム・モルツ』がいいんです」

「ザ・プレミアム・モルツ」を片手に夕食前の時間を愉しむ佐々木さんは、まさに解放感あふれる表情。今日も1日お疲れ様でした!



ふたつの味が愉しめる、ザ・プレミアム・モルツ
左から、希少品種のカリスタホップを一部に使用している、フルーティで豊かな味わいの「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」 350㎖、欧州産アロマホップを100%使用し、豊かなコクと香りが好バランスの「ザ・プレミアム・モルツ」 350㎖/ともにサントリー(サントリーお客様センター)

家で簡単にクリーミーな泡をつくる、コンパクトな「神泡サーバー」

「神泡」の愛称で知られる「ザ・プレミアム・モルツ」の泡は、クリーミーできめ細かく、実になめらか。そんな神泡を家で愉しむために開発された「神泡サーバー」は、1秒間に41,000回の超音波振動を発生させる小型マシンだ。実際にサーバーを缶の側面に取り付けて、ボタンを押しながらグラスに注いでみると、表面にはクリーミーな泡がこんもり。詳しくは、こちらから。

●サントリーお客様センター
TEL:0120-139-310
www.suntory.co.jp/customer/