確かな麦の風味を感じる「アサヒ スタイルフリー<生>」を、「てんぷら深町」の深町正男さんが体験。

  • 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)
  • 文:高野智宏

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4月3日、アサヒ スタイルフリーが「アサヒ スタイルフリー<生>」として新たに発売されました。そこで、新発売にちなんで革新性や発想の源泉などをテーマに、クリエイターや料理人4名にインタビュー&試飲体験を実施。てんぷらの名店「てんぷら深町」のご主人・深町正男さんには、今回のリニューアルの要であり、料理でも最も重要な「素材」についてお話を伺いました。

深町正男●1949年、栃木県生まれ。高校卒業後、東京・御茶ノ水の「山の上ホテル」へ入社。天ぷらセクションで修行を重ね、和食の6代目料理長に就任。ホテルの代名詞であり名だたる文人たちが愛したてんぷらの味を、34年間にわたって守り続けた。2001年に独立し、東京は京橋に「てんぷら深町」を開店。いまも現役でその腕を振るう。

スタイルフリーといえば〝糖質ゼロ(※)〟がその魅力ですが、この度リニューアルした「アサヒ スタイルフリー<生>」は、糖質ゼロ(※)はそのままに、革新的な技術で麦の使用量を格段にアップ。スタイルフリー史上最大量となる1.3倍もの増量に成功し、麦由来のコクを感じる味わいと飲みごたえが飛躍的に向上しました。つまり、リニューアルの要は増量された「麦」という素材なのです。東京屈指の名店と名高い「てんぷら深町」のご主人、深町正男さんも、極上のてんぷらにはよい食材は欠かせないと言い切ります。そんな深町さんから、半世紀にわたり一貫して素材にこだわり続ける、確固たるポリシーについて語っていただきました。


※栄養表示基準による

なにより大切なのは、上質な素材の魅力を引き出すこと。

山の上ホテルで料理人としての人生をスタートして約50年。70歳となるいまも調理場に日々立ち、名店の味を守り続けている深町さんは、「生涯現役で頑張っていきたいと思っています」と話します。

深町さんが料理の世界に足を踏み入れた山の上ホテルは、川端康成や三島由紀夫など多くの文豪が定宿とした〝文人の宿〟として知られるクラシックホテル。また、レストランの評判も高く、なかでも和食「山の上」のてんぷらは、池波正太郎ら食通をも唸らせるほど。山の上出身のてんぷら店は、〝山の上系〟として軒並み高評価を得ています。34年間にわたり山の上の6代目料理長を務め、その後独立した深町さんが、その理由を語りました。

「ホテルの創立者である先代の社長(故・吉田俊男氏)は、趣味は料理というほど食に造詣が深い方でした。なかでもてんぷらが大好きで、初代料理長はてんぷらの名店からスカウトされたほど。だから、料理人をとても可愛がってくれた一方、厳しく指導もされた。私を含め、和洋中を問わず多くの料理人が先代の社長に育てられたのです」

てんぷらに限らず、料理で最も大切なことは「なにより新鮮でよい食材を使うこと」と深町さん。新鮮な旬の食材のもち味を引き出してあげることこそ、料理人の腕の見せどころなのです。

先代社長との思い出深いエピソードを、深町さんは笑いながら教えてくれました。

「週に1、2度、『なにか作ってくれ』と突然電話がかかってくる。まかないと称して味をチェックするのです。それに引っかかったら大変。1週間はしかめっ面でしたから(笑)。私も『この料理の〝ヤマ〟(主役)はなんだ!?』と指摘されたことも。でもね、出来がよいと本当に喜んで褒めてくれる。社長の舌を認めさせるのも修行だったのです」

そんな社長が料理において技術以上にこだわっていたのが、食材の質だったといいます。

「使用する食材はその日に仕入れたもの。古くなった食材は絶対に使うな、と。常々、社長からは『胸を張って仕事しろ』と言われていましたが、いくら技術が高くても古い食材を使っていたんじゃ、真に胸を張ってお客様に料理はお出しできません。てんぷらに限らず、料理は食材が命。必要以上に手を加えず、その旨味を引き出してあげるのです」

深町さんがつくるてんぷらは、カラッと揚げられた薄衣が食材を美しく引き立てます。「春はフキノトウやタラの芽など山菜がおいしい季節です」と深町さん。旬の山菜にはスタイルフリー<生>を合わせて。

食材とならび、深町さんがこだわるのが油です。使用するのは多くの店で使用される太白胡麻油ですが、その使い方に東京屈指とされる極上のてんぷらの秘訣がありました。

「食材と同じで常に新鮮な油を使うこと。色が着いた油を使うなんてもってのほか。うちでは、5人前も揚げたら新しい油に交換する。実はてんぷらとは、〝油を捨てる料理〟なんです」

食材に衣を絡め薄黄金色の油で揚げる深町さんの所作は、流れるような美しさです。そして、目の前に供されたのは、薄い衣に包まれ食材の彩が透き通る至極のてんぷら。口へと運べば、心地よい衣の歯応えに次いで、素材の豊かな香りと新鮮な味わいが広がります。

「てんぷらは揚げ物だから、お出ししたらなるべく早く召し上がっていただきたいですね。ハフハフしてサクッと食べる。それがてんぷらの醍醐味ですから」

そう微笑む深町さんに、「アサヒ スタイルフリー<生>」を試飲してもらいました。ミシュランを獲得した料理人は、麦を増量した新たなスタイルフリーにどのような評価を下すのでしょうか。


※栄養表示基準による

クリアでスッキリとした味わいが、繊細なてんぷらと抜群の好相性。

「麦の味わいは感じつつ、スッキリした味わいですね。糖質がゼロ(※)というのも、健康に気を使う方にはいいじゃないですか!」と、深町さんも「アサヒ スタイルフリー<生>」の味わいに太鼓判を押してくれました。

より味わいの変化をわかっていただくため、まずは「アサヒ スタイルフリー<生>」を。続けて以前のスタイルフリーを飲んでもらいました。

「あ、こんなに違うんですね。新旧を比べてみるとよくわかる。うん、やはり新しい方がおいしいですよ。確かに麦の風味を感じるし、雑味もなく後味もスッキリして、なにより飲みやすい。スーパードライファンの私も納得です(笑)」

加えて深町さんは、てんぷらとの相性のよさも語ってくれました。

「実を言うと、刺身やてんぷらのような繊細な味わいが魅力の和食には、味の強いビール類は合わないと思っているんです。それこそ、食材の風味を味わってほしいのに、ビール類の味の方が勝っちゃうじゃないですか。その点、麦ならではの飲み応えはありつつも、クリアな味わいの「アサヒ スタイルフリー<生>」は、てんぷらにはよく合うと思いますよ」

技術革新により、これまで実現できなかった糖質ゼロ(※)を維持したまま、麦の使用量を1.3倍まで引き上げることに成功。麦由来の味わいと飲みごたえを実現した「アサヒ スタイルフリー<生>」は、4月3日発売!

麦を1.3倍に増量し、麦由来の味わいとビール類らしい飲みごたえを飛躍的に向上した「アサヒ スタイルフリー<生>」の味わいに、日本屈指のてんぷら料理人である、深町さんも大満足の様子。ちなみに、てんぷらのなかでも、「やはりこのスッキリとした味わいは、キスなどの白身魚と相性が良いのではないでしょうか」と、アドバイスをいただきました。春本番を迎え、旬の山菜も風味を増すこの季節。「アサヒ スタイルフリー<生>」を、素材の魅力際立つ旬菜のてんぷらとともに楽しんでみてはいかがでしょうか。


※栄養表示基準による

アサヒ スタイルフリー<生>

発売地域:全国
容量/容器:350mℓ缶、500mℓ缶
アルコール分:4%
酒税法上の区分:発泡酒
オープン価格

●商品に関する問い合わせ/アサヒビールお客様相談室 TEL:0120-011-121
www.asahibeer.co.jp/stylefree