名作を巡る旅は、「トゥミ」のスマートな新作ギアとともに。

  • 写真:宇田川 淳
  • 文:高野智宏 GIFアニメーション制作:bueno

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「トゥミ」の新作に、秋の行楽に活躍するアイテムが揃っています。新色を纏った高機能バックパックや流れるような有機的デザインのキャリーケースなど、オフタイムを彩る逸品ばかり。旅程に合わせた最新ラゲージの活用法をご紹介します。

気候も穏やかになり、絶好の行楽シーズンが到来。この機会を利用して、美術鑑賞や紅葉巡り、ハイキングに温泉旅行と、数泊のショートトリップを計画している方も多いことでしょう。そんな時、旅慣れた大人に必要なのは日程に適したラゲージの選択です。それは、旅を快適でより有意義なものにしてくれる準備の第一歩。もちろん、スタイルに対するこだわりは失いたくないとなれば、「トゥミ」に新たに加わったラインアップをまずチェックすべきです。トゥミといえば、高い強度を持つオリジナル素材「FXTバリスティックナイロン」を使用したビジネスバッグで人気のブランドですが、カジュアルラインやトラベルラインでも、機能性に加え大人の装いにもふさわしいスタイリッシュなデザインを纏ったラゲージが多数揃っています。そんなトゥミのカジュアルラインとトラベルラインから、1〜3泊の旅に適した新作モデルを、泊数ごとに紹介します。

【1泊2日】多彩なポケットで、機動力も確保しつつスタイリッシュに。

例えば東京から伊豆や勝沼などへの1泊旅行。伊豆で古刹や名作仏像詣で、そして勝沼のワイナリー巡りといった時、徒歩で移動する場面が多くなるなら、両手がフリーとなるバックパックがお薦めです。なかでも、トゥミのALPHA BRAVOコレクションの「ルーク」は、1泊程度の着替えや荷物を十分収納する容量に加え、PCやタブレット専用ポケット、そして、折りたたみ傘やペットボトルなど、濡れた物の収容に適した撥水加工ポケットなど多彩な機能を搭載。特徴的なのはロールトップで開口部と容量に柔軟に対応、新色のブルーカモフラージュのデザインも大人の主張を感じさせます。

「ルーク」ロール・トップ・バックパックは、1泊旅行に最適なサイズ感。今季の新色であるブルーのカモフラージュやロールトップのストラップ、そしてボトムに配された上質なレザーなど、カジュアルになり過ぎないデザインが、大人にふさわしいバックパック・スタイルを演出します。(W35.5☓H48.5☓D15cm ¥66,960)

旅先では最適なルート検索やグルメ情報、そしてインスタにブログのアップにと、オフタイムであれモバイルツールは必須の現在。ルークの背面には衝撃を緩和する厚手のパッドで保護された、ノートPCとタブレットそれぞれに専用のポケットを内蔵。また、それら背面のポケットからメインコンパートメントへ直接アクセス可能なジッパーも装備。トップを開閉することなく荷物の取り出しが可能な仕様になっています。

前面の右サイドには、キーリーシュを内蔵するポケットを配置。各種キーはもちろん、衣服のポケットでは不安なチケットなどの貴重品類を整理して収納することが可能です。

左サイドには幅広いマチを持つファスナーポケットを装備。内部は撥水加工が施されているため、使用した折りたたみ傘や表面に水滴が付いたペットボトル、そして濡れたタオルなどをそのまま収納することが可能。スタイリッシュなルックスにしてタフな仕様も、ルークの大きな魅力です。

【2泊3日】サイズ変更できるボストンバッグで、収納が自在に。

初日は京都や奈良で寺社仏閣巡り、2日目は大阪の心斎橋やなんばでのグルメツアーなど、2泊あれば旅の目的が広がってきます。もちろん着替えなどの荷物は増えますが、そんな2泊程度にはボストンバッグが便利。たとえ土産物などで荷物が増えても、トゥミのボストンバッグ「トラベル・サチェル」なら心配ありません。ボディの2つのジッパーを開くことで、サイズが約10cm拡張するのです。ショルダーストラップも付属しているため、行き帰りのストレスもありません。また、衣類や小物は各サイズが揃った「パッキング・キューブ」に収納すれば、バッグ内が乱雑になる心配もありません。旅先ではシックなレザー製クロスボディ「スコット」をお供に、軽快な旅を楽しみましょう。

ALPHA 2の「ダブル・エクスパンション・トラベル・サチェル」のサイズは、通常でも大容量のW47☓H29☓D23cm。しかも、2つのジッパーを開けることで、奥行きは32cmまで拡張します。また、フロントにはファスナーポケットが備えられ、チケットや雑誌などの収納に便利。さらに内部にはジッパーポケットも装備しています。(¥68,040)

バッグボディの両サイドからボトムに渡る2つのジッパーを開けることで奥行きが約10cm拡張と、土産など帰りは増えがちな荷物にも対応。ハンドルにはグリップしやすいレザーカバーを装備。また、ショルダーストラップも付属するため、持ち運びにもストレスなしです。素材はバリスティックナイロン製のため、スポーツなど旅以上にハードな使用にも高い耐久性を発揮します。

靴下や下着、シャツなど衣類の個別収納に便利な「パッキング・キューブ」。シングルと2層の収納スペースのデュアともにサイズバリエーションは多彩です。トップはメッシュ素材のため、ふたを開けなくても収納したものがわかります。(上段手前:「パッキング・キューブ」W25.5☓H15☓D5.75cm ¥8,100 上段奥:「スモール・デュアル・コンパートメント・パッキング・キューブ」W25.5☓H14☓D7.5cm ¥10,260 下段:「ラージ・パッキング・キューブ」W35.5☓H25☓D5.75cm ¥10,260)

こちらも新色のブルーカモフラージュを配した「ジップ・アラウンド・ラージ・トラベルウォレット」。マチ幅が厚く収納力に優れていることに加え、コンパートメントが3つに分かれているため、紙幣やレシートなどを分けて収納できます。また、コインケースの収納部には、SIMカード用のポケットが付属しています。(W20☓H10.25☓D3.5cm ¥30,240)

二つ折りのコンパクトサイズで、ポケットへの収まりが良い「コインウォレット」。上のトラベルウォレット同様に、FXTバリスティックナイロンのボディに上質なレザーのトリミングを施したスマートでスタイリッシュなモデル。内部は仕切りの付いた紙幣収納スペース、複数のカードスロット、コインポケットを装備します。(W11.75☓H9.5cm ¥17,280)

旅先での持ち物は鍵と財布、そしてスマートフォンくらいなら、こぶりなクロスボディバッグがお薦め。HARRISONコレクションの「スコット」クロスボディは上質感があり耐傷性にも優れたペブルドレザーを使用し、スリムなフォルムが洗練を感じさせる大人好みのクロスボディ。内部には貴重品の収納に便利なファスナーポケット、背面のマグネット付きオープンポケットにはキーリーシュを装備。(W22☓H23☓D6.25cm ¥54,000)

【3泊4日】コンパクトモデルの組み合わせで、さまざまな場面に対応。

北海道や沖縄あるいは近隣のアジア諸国などへ足を延ばす旅となれば、メインのラゲージは収納力と機動力に優れたキャリーケースという選択になるでしょう。とはいえ、ショートトリップに大型サイズは不要。ここは19 DEGREE POLYCARBONATEの「インターナショナル・キャリーオン」の35ℓサイズが最適です。有機的なパターンを纏ったキャリーケースをホテル置きとして、旅先では機能性の高いバックパック「キンザー」を活用してはいかがでしょうか。メインコンパートメントは引き紐による開閉で、チェストストラップも装備するアウトドアテイストのバックパックなら、アクティブな旅を楽しめます。

わずか3.3kgの軽さを表現するような、流麗な水の流れや砂丘の波紋を思わせる有機的で美しいパターンが印象的な、ポリカーボネート製キャリーケース。埋め込み式の4輪デュアルホイールがあらゆる角度への走行をスムーズにサポートし、移動時のストレスを最小限にしてくれます。TSAロック内蔵。(W35.5☓H54.5☓D23cm ¥74,520)

有機的な美しさを表現している19 DEGREEコレクションのケースデザインは、これまでのキャリーケースには無かった斬新さで、こだわりある大人のショートトリップをエレガントに彩ります。

ライニングにはダイヤパターンをプリント。装備は3つのファスナーポケットにタイダウンストラップのみというシンプルな内装で、パッキングの自由度を担保します。なお、衣類や小物の収納には、前ページで紹介した各種サイズをラインアップするパッキング・キューブが最適。

コンパクトなサイズ感で機動性に優れたALPHA BRAVOの「キンザー」フラップ・バックパック。上部のフラップを開けると引き紐による開口部となっており、アウトドアな雰囲気を醸し出します。多数の機能型ポケットに加え、「ルーク」同様、ノートPCやタブレット専用のコンパートメント、そして、そこからメインコンパートメントへアクセスできる便利なジッパーも装備しています。(W29☓H40.5☓D14.5cm ¥57,240)

肉厚パッド入りのショルダーストラップが肩への負担を軽減し、チェストストラップを装備することで歩行時でも抜群の安定感を実現します。また、キャリーケースのハンドルにセットするためのアド・ア・バッグスリーブも装備と機能性はこの上ありません。

問い合わせ先/トゥミ・カスタマーセンター TEL:0120-006-267

www.tumi.co.jp