ラコステからオリンピックヘリテージという名のコレクションが誕生しました。メキシコとグルノーブル大会をテーマにしたコレクションを皮切りに、ロサンゼルス、カルガリーと過去の4つのオリンピックをテーマにした限定コレクションが、発売されます。
ラコステの哲学とオリンピック精神の素敵な関係とは。
今回、発表会が行われたのはスイス、ローザンヌにあるオリンピック博物館のカンファレンスルーム。IOC国際オリンピック委員会のマーケティングディレクター、ティモ・ルーメと、ラコステCEOのティエリー・ギベールが、揃ってコレクションの発表をしました。
「オリンピックヘリテージコレクションは、オリンピックの理念とその歴史に、広く興味をもってもらうために発信するものです」(IOCマーケティングディレクター、ルーメ)。過去のオリンピックの伝説的なグラフィックに光を当て、オリンピックの精神とその遺産をたたえるコレクション。デザインを担当するのは、ライセンスアグリーメントブランド、ラコステです。
今年創業85周年を迎えるラコステとオリンピックの出合いは、1924年にさかのぼります。創業者のルネ・ラコステは、「ワニ」の愛称で親しまれた一流のテニスプレイヤー。1924年のパリ・オリンピックでメンズ部門ダブルスの銅メダルを獲得しています。
また、1968年のグルノーブル冬季オリンピックで、ラコステはフランス選手団のユニフォームをデザイン。さらに、2014年からはフランスチームの選手団のユニフォームを手がけており、オリンピックとの縁はとても深いのです。
「創業者ルネ・ラコステがブランドにもたらした価値観は、フェアプレイ、洗練されたプレイスタイル、不屈の精神、率直さや謙遜の姿勢。それはまさにオリンピック精神に通じるものです」とラコステCEOのギベールは語ります。「4年前から、ラコステはDNAにこだわってきました。それはスポーツエレガンスとクオリティ。カプセルコレクションにも力を入れ、量よりも質の高さを追求しています」
五輪と3つのバラ、そして雪の結晶を合わせたエンブレムが登場。
10月中旬に発売が予定されるのは、グルノーブル冬季オリンピックのシリーズ。
オリンピックの五輪と、町の象徴である3つのバラ、そして雪の結晶を合わせたエンブレムは、ロジェ・エクスコフォンが、このオリンピックのためにデザインしたものです。彼の手によるメダルのデザインも秀逸で、競技者のシルエットとスピード感を表現したグラフィックが目を惹きます。グルノーブルのコレクションでは、エンブレムをワンポイントにあしらったロングポロシャツや、メダルデザインからアレンジしたピクトグラムのTシャツが揃います。カラーブロックのコーディネートを楽しめるでしょう。
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