Feature Culture 和製ハードボイルド小説を通して見る、西新宿の土地事情。【速水健朗の文化的東京案内。西新宿篇①】

和製ハードボイルド小説を通して見る、西新宿の土地事情。【速水健朗の文化的東京案内。西新宿篇①】

文:速水健朗 写真:安川結子

スクラップ・アンド・ビルドを繰り返す東京を、ライターの速水健朗さんが案内。過去のドラマや映画、小説などを通し、埋もれた歴史を掘り起こす。オフィス街として知られる西新宿は、数々の小説で「探偵」や「ハードボイルド」の舞台としても描かれている。その先駆けとなった作品を通し、西新宿の街の変遷を追いかけてみた。

和製ハードボイルド小説を通して見る、西新宿の土地事情。【速水健朗の文化的東京案内。西新宿篇①】

速水健朗(はやみず・けんろう)●1973年、石川県生まれ。ライター、編集者。文学から映画、都市論、メディア論、ショッピングモール研究など幅広く論じる。著書に『東京どこに住む?』『フード左翼とフード右翼』などがある。

1920年代にアメリカで始まった「ハードボイルド」は、レイモンド・チャンドラーらにより確立されたミステリー小説のひとつのジャンルだ。アメリカで舞台となったのはロサンゼルス。一方、80年代の日本で「探偵・沢崎シリーズ」によって定着した、和製ハードボイルドの舞台は西新宿ということを知っているだろうか? 今回は、バブル期から現在までの西新宿の変化について、30年以上にわたって続く同シリーズを通して見てみたい。

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