Feature Art 全作品、日本初公開。草間彌生『我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである』で、進行形の創作を見る。

全作品、日本初公開。草間彌生『我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである』で、進行形の創作を見る。

写真:齋藤誠一 文:猪飼尚司

東京・早稲田の草間彌生美術館で現在開催中の『我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである』。時代を超えて、世界の人々を魅了し続ける草間作品の魅力、そして現在進行形の活動内容に迫る展覧会を取材した。

全作品、日本初公開。草間彌生『我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである』で、進行形の創作を見る。

幼少期より自身を苛む幻覚や幻聴と闘いながら、全身全霊で独自の芸術表現を追求してきた草間彌生。1950年代から本格的に作品を発表し始め、以降も時代ごとに前衛的な創作を続けてきた彼女だが、90歳を超えたいまもその精力は衰えることなく、日々作品をつくり続けている。

東京の草間彌生美術館で開催されている『我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである』は、そんな草間の現在進行形の創作が観られる貴重な展覧会だ。広く世界で愛されている彼女の作品を見せる機会は大規模な回顧展として開催されることが多いが、エネルギッシュな草間の創作意欲は展覧会の開催頻度を圧倒するものであり、ゆえに未公開の作品も多い。本展では、そんな未公開の近作、新作のみにフォーカス。世界初公開の2作品を含む、すべて日本初公開となる計22作品を紹介している。

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