進化した“筆ペン”、パイロットの「瞬筆」を使ってみました。

進化した“筆ペン”、パイロットの「瞬筆」を使ってみました。

進化した“筆ペン”、パイロットの「瞬筆」を使ってみました。

こちらは毛筆タイプの「瞬筆」¥756(税込)。本格毛筆は中字/細字から選択可能です。小筆(筆先がゴムのもの)は¥324(税込)で、かため/やわらかめ、黒/うす墨から選ぶことができます。

知人、友人に喜ばしいイベントが続き、意外と使う機会があるな……と思ったのが筆ペンです。このご時世、「印刷した方が早いし見栄えもよい」という意見もあると思いますが、まだまだ手書きで、という方も多いのでは。

私自身、あまり字はうまくないのですが、ご祝儀袋に向かい、緊張を抑えながら筆ペンで表書きと裏書きをしたためると、印刷よりも相手に気持ちが伝わるのではないかと淡い期待をしています。

ただ、これまでの筆ペンは墨汁を使っているため、乾くまで時間がかかりました。書いている途中でつい手で触れてしまうと、せっかく書いた文字が滲んでしまったり、手が真っ黒になってしまったりとわずらわしさが先に立ち、これも手書きを面倒に思ってしまう一因だと思います。そんな悩ましい問題を解決してくれるのが、7月20日に発売されたパイロットの新商品「瞬筆(しゅんぴつ)」です。パッケージにでかでかと「速乾」「すぐ乾く。」と二重の強調。さて、その実力やいかに……?

ご覧の通り、まったく墨が手につきません。筆が紙を離れて約1秒ほどで、すでに墨が乾いているのです。この墨は、パイロットが「瞬筆」のために新規に独自開発した「速乾インキ」。黒の発色も美しいです。

ペンケースやペン立てに一本置いておけば、急な報せが届いてもあわてません。

私もこれで、趣味の写経に勤しみたいと思います。(編集YK)

●パイロット www.pilot.co.jp