お気に入りのコーヒーショップの味を、自宅で再現してみる。【コロナに負け...

お気に入りのコーヒーショップの味を、自宅で再現してみる。【コロナに負けるな! いまだからできること #16】

お気に入りのコーヒーショップの味を、自宅で再現してみる。【コロナに負けるな! いまだからできること #16】

テレワークを基本とし、極力外出を控える生活を送るようになって数週間。そこから見えてきたのはマイナス面だけでなく、日々の暮らし方を改めて捉え直すことでもあった。たとえば自宅で仕事をする際の環境づくりも、そのひとつ。机や椅子、ノートPCなどはもちろんだが、飲み物もまたデスクワークに欠かせないものと言えるだろう。


仕事に取りかかる時は、おいしいコーヒーとともにスタートしたいもの。好みのコーヒー豆を用いて、その都度挽きたて、淹れたての一杯を、しかも手軽に味わいたい――。そんなことを考えていた時に出合ったのが、この「クレバーコーヒードリッパー」。自宅の近所にある、東京・三軒茶屋を拠点としたスペシャルティコーヒー専門店「オブスキュラ コーヒー ロースターズ」で見つけた、知る人ぞ知るコーヒードリッパーだ。


このドリッパーの最大の特徴は、抽出口に配されたシリコンラバー製の弁にある。使用法を説明しよう。まずテーブルなど平らな場所に容器を置き、ペーパーフィルターをセット。そこに中挽きしたコーヒー豆を入れ、お湯を注ぎ4分ほど滞留させる。その後、容器をマグカップやサーバーに載せると抽出口の弁に連動したストッパーが解除され、自動的に抽出が始まるという仕組みだ。


ペーパードリップに代表される透過式の抽出法は、付きっきりでお湯を注がなくてはならず、しかもその人の技量によって味が左右される。一方でフレンチプレスなどの浸漬(しんしき)式は、誰もが難なくおいしいコーヒーを淹れることができるが、その後の掃除が面倒で煩わしい。このドリッパーは、両者の利点を融合させたものと言える。滞留させることで十分に旨味を引き出し、その後に濾過することで雑味を省き、すっきりとした味わいを実現したのだ。


誰もが簡単においしいコーヒーを味わうことができる、“賢い”抽出器具。そんな“クレバー”なドリッパーで、お気に入りのコーヒーショップの豆を取り寄せ、自宅でその味を再現してみてはいかがだろうか。自分でていねいに淹れた一杯は、その味わいとともに、多忙な毎日を送る中で忘れていたことにも気づかせてくれるはずだ。(編集MK)

お気に入りのコーヒーショップの味を、自宅で再現してみる。【コロナに負けるな! いまだからできること #16】

抽出口に配されたシリコンラバー製の弁で、滞留から抽出へと自動的に切り替わる浸漬式のペーパードリッパー。「クレバーコーヒードリッパー」Lサイズ(2~3カップ用)¥2,550(税込)

お気に入りのコーヒーショップの味を、自宅で再現してみる。【コロナに負けるな! いまだからできること #16】

まずはテーブルなど平らな場所に容器を置き、中挽きしたコーヒー豆にお湯を注ぎ4分ほど滞留させる。

お気に入りのコーヒーショップの味を、自宅で再現してみる。【コロナに負けるな! いまだからできること #16】

その後、容器をマグカップに載せると抽出口の弁に連動したストッパーが解除され、自動的に抽出が始まる仕組みだ。