これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

ええ、最近はもう、面倒くさくなってきたモンですから。

「かわいいモノは女子に任せておく」だの、「甘いモノ苦手なんでね」だの、「原宿なんて行かないなあ」だの、「流行とかあまり興味なくて」だのといった信念をお持ちの男性諸氏のことが。

楽しいものは楽しくない!? とか、ウマいものはウマくない !? とか、それでいいんじゃないですかね。
探ってみると、デザインも世界観もエネルギッシュで面白いんですよねー、女子の流行スイーツ系は。
この2019-20年秋冬シーズンのコレクションのテーマを語ったファッションデザイナーのトム・ブラウンの言葉を引用しちゃいますよ。
「ウィメンズの服をメンズにして何が悪いんだ?」


というワケで、今回は原宿のフードトレンドを牽引する台湾のティードリンクのお話。
6月26日(水)に「ラフォーレ原宿 2Fフードエリア」にオープンする、最新の店のレポートです。

この店のドリンクは高品位な苦味と甘みがマッチして複雑な味わいが押し寄せ…… なんて男性を意識する語り口はどっかに追いやり、ただひたすら興味がある人にだけお届けしようと思いま〜す。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿
これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

店の名前は、
「マチマチ(machi machi)」


台湾の「チーズティー」の人気店を日本に誘致したものです。

今年の東京・自由が丘での期間限定ポップアップショップを経て、正式な日本第一号店になります。
使う茶葉、メニュー、パッケージ、ロゴマーク、内装、ディスプレイ、スタッフユニフォームに至るまで、ほぼそのまま導入。
(メニューは日本独自のものも)
それだけ本国の完成度が高いってことです。
若向けにポップなムードながら、味は大人が納得の上質さ。


そもそもチーズティーとは?
コールドティーの上にチーズクリームのホイップが乗せられ、混ぜて飲むドリンク。
台湾が発祥で、世界中に人気が広がっているようです。

台湾といえば日本でのタピオカ入りドリンクの爆発的なブームをいぶかしんでいる人も多いですよね?
そんな方でも、飲んで損ナシと思います。


ここのはおいしい、ホントおいしい!

一杯約500円なら、お得感すら感じます。


今回のレポはオープン前の24日(月)にメディア関係者にお披露目されたレセプションの様子。
こういうとき、職業意識が超高い私は(誰も褒めてくれないから自画自賛する)、必ず店のイチオシを食べます。
まずは知ること!それが大事。


この店を台湾から誘致した男性スタッフに尋ねたところ、
「全部おいしいんですけどぉ……、一番人気は『プレミアム チーズ ミルクティー(¥626)』ですね。ただ僕のイチオシは、『テッカンノン チーズ ティー(¥518)』です」

もちろん私は、
「じゃ、それでっ」
と。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

テッカンノン=鉄観音です。
これはウーロン茶、ですが、苦味と茶葉の風味がブワッときます!
アイスなのに!


とその前に、飲む順番がありまして。
まず最初に、上部のチーズ フォーム(チーズ キャップ)を一口。
クリームチーズに生クリームや塩などを加え軽い甘さに仕上げられたフォームは、ミルクのコクが強く感じられるもの。
「酸味のない、ふわふわのチーズケーキ」と言えばいい?(のか) !?
これだけで十分すぎるおいしさです。


続いて、太いストローを刺して透き通った鉄観音をゴクリ。
これがウマッ!!
心地いい苦味が漂い、少し甘みも足され、ほうじ茶のラテが大好物な私にはズバリの相性の良さ。
コンビニのペットボトルのウーロン茶を思い浮かべたらダメですよ、別モノですから。
お茶の味が自慢な店というのも納得。


最後は全部をまぜまぜして飲んでいきます。
ちなみに、下部に沈んでいるのはタピオカでなく、タロイモボール(¥108)。
トッピングなので通常は入っていません。


え〜〜、焼肉屋のビビンバもかき回さず食べる私からしますと、
これも混ぜずに、チーズフォーム、そしてウーロン茶、上、下の順に繰り返して飲んでいくのが一番ウマいとの結論に至りました。
単体でとてもおいしいので、交互に飲むと交差するフレーバを最後まで楽しめるのです。


混ぜて飲んでも、最後の残りをストローでずずっとやったとき、下に降りてきた濃厚なチーズ フォームが再び口の中に入り、食後のデザート感覚でお時な気分に。
この体験を先程のスタッフさんに話したら、
「そうなんです! 最後にまたチーズキャップを味わえますよね」
と。
よかった、私だけがマニアックなのじゃなくて。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

すぐ下が原宿の交差点になったテラス席まで!
これは人が押し寄せますよねえ。

ここで飲んでいけば、原宿でいま問題視されている「飲み歩きポイ捨て問題」も起きないからいいことです。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

写真の2階が「マチマチ」です。
下がラフォーレ原宿の正面エントランス。
ここを通っていくか、横入り口からエスカレーターで2階へ行くかの2択。
外からダイレクトには店に入れません。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿

「I love you so machi.」 と w


台湾の店の外壁そのままの再現です。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿
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いろんなメニューがあるんですが、チーズキャップなしのお茶だけメニューもお薦めだそう。

先ほどのスタッフさんに、「ウーロン茶の次に飲むべきは?」と尋ねたところ、この「シキハルティー」と。
ジャスミン茶のような爽やかさとのことで、次に行くときのオーダー候補決定。

これウマッ!話題の“台湾チーズティー” の新店は大人が満足の奥深い味。@原宿
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このボトル入りドリンク「ミカンティーゼリー(¥650)もアイコニック。

ビジュアルの良さは抜群です。
(なんちゃら映えってヤツ)

しかもこれもおいしい!

上部はオレンジグリーンティで、透明な下部はゼリー。
ゼリーが固まっているため、持ち歩いてもこの2層がキープされます。

飲むときはストローでかき混ぜて、ふるふると口に運ぶ。
味わいはジュースというより果実そのもので、素材の良さがよく伝わってきます。


「若い子向けだから」、なんて手抜き感一切なかったですよ、この「マチマチ」は。

運営しているのが「ベイクルーズ グループ」で、私にとっては “顔が見える” 人たちという信頼感もありつつ。

しばらくは大混雑でしょうけど、平日の昼間でも原宿をうろちょろできる職業特権を駆使してふらりと寄ってみますっ。


写真 © 高橋一史

※無断転載はダメなのです。

machi machi 原宿店

2019年6月26日(水)オープン
東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 2階 GOOD MEAL MARKET内
営業:11時〜21時
TEL:03-6896-5150
不定休(休館日に準ずる)