スプリングコートを履いて、スプリングコートのポップアップショップに行く。@渋谷

スプリングコートの代表モデル「G2」のオーガニックコットン版。¥12,100(税込)
スプリングコート。
フランスの老舗スニーカーブランド。
←でもフランス製ではなく。
ズック、と呼びたくなるチープシックな素朴系。
←でも低価格ではなく。
型数がほぼ「G2」のみで、ブランド名だけ覚えればOK。
←でもコンバースやヴァンズほどメジャーではなく。
ソール横の4ツ穴は特許取得の、外気を取り込む通気穴。
←でも80年以上前の仕様。
底もアッパーも柔らかく軽く、クッション性豊かで歩き疲れが少ない。
←でもハイテクシューズには及ばす。
え〜〜〜〜〜、褒めてるのかケナしてるのかはっきりさせろい!と言われそーですけども、
長所も短所も、思うところをお話するのがこのブログのやり方なのでお許しを!
とはいえ、ひとつお伝えさせてください。
2019年に人生で初めてスプリングコート(キャンバスの黒)を購入したら、ワードローブに欠かせない一足になったことを。
ふだんは今どきなボリュームシューズを主に履きながら、
足元をローテクにしたいとき、つい下駄箱から取り出しちゃうのがスプリングコート。
身体も心も、楽になれるんです。
モードっぽい服装にもよく合うのです。
汚れても、「別にいいや」、って思えます。
ローテクスニーカーがすごく気になる近頃は(コロナ禍で快適な服装を求める気分も後押しして)、出番が確実に増えてますね。
ゆるさと繊細さが完全に混在して、奇跡的な魅力に結びついてるスプリングコート、ちょっと他にない個性派です。
そして!
渋谷の新名所の商業施設、旧宮下公園の「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤードミヤシタパーク)」内で、2021年1月5日(火)までポップアップショップが開催中。
直営店を持たないブランドなだけに(国内ECサイトはあり)、多数のバリエーションを直接見られるいいチャンス。
私自身も、知らなかったモデルがたくさんありました。

写真奥の息吹いてる人物が、創業当時から続くキャラクター。

ソールの穴から空気が入って足ムレを防ぐことを示す絵柄。G2のルーツはテニスシューズです。

全方向の着地をグリップするアウトソール。

オーガニックコットンの型の色違い。取り外せるインソールもコットン(クッション材はポリウレタン)。靴紐もコットンなのでテクスチャー全体がバランスよくまとまってます。

アッパーがナッパレザーで、ライニングがピッグスキンのレトロなG2。インソールも表面はレザーです。ベージュの色も絶妙なダサカワ具合で、物欲がフツフツと。¥20,900(税込)

ポップアップショップは、国内展開のほぼすべてが集った品揃え。

スプリングコートがイチ押しする限定モデルの「B2」(B2はハイカットの名称)。製造工場の歯車がイメージされたパッチつき。¥15,400(税込)

私的なイチ押しはこれ! フツーにほしいぞ、まだ買ってませんけど。コットンヘビーツイル生地で、日焼けで変色してもカッコよくなりそうな、夏に素足で履きたい一足。実物の色は写真より赤味が強く、ソールの色もベージュです。¥15,400(税込)

ポップアップショップはサウス3階の「イコーランド シブヤ」にて。

イコーランド シブヤはサステイナブル雑貨や食品も多く取り扱う、ライフスタイルのセレクトショップ。

じゃん。MYスプリングコート。あれ?靴紐変えてるな。忘れてました。丸紐にするとスニーカーがシックな顔つきになるため、私はよくやる手です。
東京都から「年末年始はステイホームしてね」と呼びかけられているタイミングではありますが、ポップアップショップは1月5日で終了。
渋谷スクランブル交差点はいまも人がわんさか状態なものの、レイヤードミヤシタパークはそこまで人混みじゃありません。
風の通り抜けがいい、屋外とひとつながりになった独特な構造の施設で、換気は問題ないかと思われます。
行くべし!とは言えない立場ですけども、イコーランド シブヤには超話題のクラフトコーラの「伊良コーラ」を買える自販機までありますし……。(ん !?)

ビジネス雑誌をはじめ各メディアに掲載される伊良コーラの瓶入りが¥500。

飲んだ最初の感想は……「漢方っぽい!」。成分表見て、シナモン効果だと気づきました。レモン、ライム、砂糖、シナモン、コラの実、その他香辛料のシロップに、レモン果汁を加えた炭酸ドリンク。ジンジャーエールみたいな辛さもあり。白米より玄米を選ぶナチュラル志向の人に好まれそう。ただ甘さ控えめですが、砂糖の味は感じられます。
何かと楽しい、レイヤードミヤシタパークなのです。
写真 © 高橋一史
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