久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子...

久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子息だった。

久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子息だった。

『SHUMPEI OHSUGI wherever-揺れゆく時の中で-』¥3,500 ロンドンでの写真。飛んでいる鳥の彼方に飛行機雲が走る。

手元に一冊の写真集があります。


写真集のタイトルは

『SHUMPEI OHSUGI wherever-揺れゆく時の中で-』。


この本に掲載されている写真に出合ったのは、外出自粛が緩和され、

ようやく開かれた新宿の某百貨店で。

最近はアートもファッションの一部ということなのでしょうか、

ストリート感覚が人気のハイブランドの向かいで、ギャラリー風に設えた

数枚のパネルの両面にその写真は飾られていました。


写真の良し悪しを論ずる手段も知識も持たない私ですが、

いやぁ、これはいい。私好み。いやいやもっともっと。

心が鷲掴みされた気分を久しぶりに味わいました。


しばしの間、作品に見惚れていました。


そこにずっと居座ってもよかったのですが、ほかにも用事があります。

とりあえずこの写真集を買い、目的の売り場に向かいましたが

まるで写真の余韻に浸るかのように幾分夢心地で

余分な服やちょっと値の張る食材まで買ってしまったバカな私です。


家に戻って写真集を開き、改めて彼の作品をじっくり眺めました。

いやぁ、本当にこれはいい。素晴らしい。

この作品、どこの街でどんなアングルで、いつ、撮ったのだろうか。

被写体のこの女性や老夫婦は一体どんな人物だろうか。

想像は膨らむばかり。

さらにページをめくっていくと

最終ページ近くに、使い込んだ財布と一緒に

有名な俳優の写真が写っていました。


その俳優は大杉漣さんです。

SHUMPEI OHSUGIを漢字で書くと大杉隼平。

一昨年急逝された大杉漣さんのご子息でした。

PROFILEを拝見すると、すでにたくさんのメディアで活躍されている様子で

己の不明を恥じるばかり。


大杉蓮さんと一緒の写真にこんな一文が寄せられています。


「2018年2月21日、父が旅立ちました。

突然の出来事。夢であって欲しいと願いました。

揺れ動く気持ちの中で、僕は自分の気持ちを整理するために旅に出ました。

一緒に行こうと約束していた場所。かつて訪れた場所。

言葉にできない想いを写したいと思いました」


そうか、あのとき私が感動した写真=作品は、そんな物語があったか。

そうなると写真の意味も、観る心境も変わってきます。

それに感動した写真のなかには写真集には掲載されていない写真もあります。


すぐにまた新宿に向かいました。


久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子息だった。

会場に撮影OKのマークがあったのでパチリと。これが買おうかどうか悩んだ作品です。写真集には掲載されていない作品です。

久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子息だった。

これもひと目で気に入りました。こういう写真に弱いのです。昔、ファッション写真の撮影でも何度も挑戦しましたが、背景がこんな風には全然ならなかった。これも写真集には掲載されていません。

写真家、カメラマン、フォトグラファー、

肩書きはいろいろとありますが、

写真を生業にしている人たちは

普通の人とはまったく違うものをレンズ越しに観ている……。

ずっと私は、そう思ってきました。

再び新宿で目にした写真はそれを再認識させるものばかりでした。

同じ機材、同じ瞬間にそこに立つことはあっても、こんな写真はほかの人には撮れないでしょう。

また観に来れてよかったと思いながら、いい映画でも観ているように長い間眺めていました。


久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子息だった。

6枚セットで買った絵葉書ですが、それだと埋もれてしまうので、とりあえず、簡単に飾れる額縁を購入して6枚をセット。購入を決断できなかった作品の代わりに飾っています

久々の外出で心を鷲掴みされた写真を撮ったのは、なんとあの大物俳優のご子息だった。

左が今回の企画展のためにスペシャルに製作されたステンレスボトル(¥8,500)。何とスタンレー製です。プリントされているのはニューヨークの夕暮れの景色。プリントの色がいい。あまりに保温性が素晴らしいので、アウトドア店にすぐに行って自分用に右のジョッキまで買ってしまいました。

前回は気がつかなかったのですが、パネルの片隅にどの作品も買えると書かれています。

それはそうでしょう、有名百貨店でやられているわけですから。

大きさは2種類。大きい方は展示されている作品と同じサイズらしく、ジャケット1枚程度の値段。

小さい方はそれよりは買いやすいグッドな価格設定ですが

いま観ているサイズよりも小さくなると印象とは変わってくる……。

お金もないのにいろいろと考えましたが、コロナ禍で将来の仕事もどうなるかわからない時代ですから

不要不急でない買い物はとりあえず控えると自分に言い聞かせ、

今回のイベントのために企画されたステンレスボトルと

6枚の作品がセットになった絵葉書を購入しました。


ボトルと絵葉書を手に家に戻り、大杉隼平さんのHPをチェックしてみたら、

サイトからも彼の作品が買えると書かれています。

そうか。そうなのか。いっそ特別なんとか給付金でもあててしまおうか。

悩みは当分続きそうです。


彼の作品に興味を持った方はぜひ彼のサイト(https://shumpeigoods.thebase.in)を

覗いてみてください。

次号予告

創刊500号記念・完全保存版

愛用品と、ともに。