日米で活躍するイケメン俳優・辛源さんが語る、日本とアメリカの芸能システム:...
Tsukasa Kondo

Tsukasa Kondo / Actor / Writer
近藤 司/役者/脚本家

京都大学経済学部卒。2008年渡米。以後東京とNYCを中心に役者/脚本家としての活動を続ける。全米映画俳優組合−テレビ・ラジオ芸能人組合(SAG-AFTRA)、全米劇作家協会(DGA)所属。最近ではYouTube上で全6話が公開されているWebドラマ「2ndアベニュー」の脚本を担当し、役者としても出演をしている。モットーは「よく食べて、よく寝て、二度寝する」。

2ndアベニュー第1話 http://youtu.be/9jbXtOYNS1w
Facebook https://www.facebook.com/tsukasa.kondo.37

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日米で活躍するイケメン俳優・辛源さんが語る、日本とアメリカの芸能システム:「新しいことの前例を作っていくことが大事」(後編)

この記事は「日米で活躍するイケメン俳優・辛源さんが語る、日本とアメリカの芸能システム:「新しいことの前例を作っていくことが大事」」の後編となっています。前編を読んでいない方は先にそちらをどうぞ。辛源さんが出演する新作・連続ドラマ「報道バズ」の詳細はこちら:http://kck.st/2u8rx8o


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源:日本のシステムの中だけでは手に入らないようなものを提供する、そんな前例を作っていけたらと思っていて。


近藤:批判だけで変化を起こすのは難しいからね。そういう意味でも源が本場ブロードウェイの役者たちを連れて日本でワークショップをする「ブロードウェイ・イン・ジャパン」の取り組みは素晴らしいと思った。

日米で活躍するイケメン俳優・辛源さんが語る、日本とアメリカの芸能システム:「新しいことの前例を作っていくことが大事」(後編)

ブロードウェイ・イン・ジャパンより

源:ありがとうございます。朝から晩までみっちりとダンスと歌とキャリア指導をするっていうワークショップなんです。本場ブロードウェイで活躍しているアーティストたちを連れて行います。このワークショップはまず最初に「ここは安全な場所です。間違えたことを誰も責めたりはしないし、むしろ何かを間違えることで新しいことを学べるのだから、どんどんと間違いをして欲しい」と伝えるんですけど、これは日本の役者たちからすると新しい経験のようです。日本って、「ダメ出し」文化じゃないですか。そのせいで演出家に演出をつけてもらうまでは自分からは何もしない、という役者も多い。ワークショップの参加者から「間違えて欲しい、と言われるのは新しかった」という感想をよく聞きます。


近藤:「失敗は成功のもと」って日本でもよく言うけど、実際失敗すると普通に厳しいもんね(笑)。


源:演出家にとっても、個性を見せてこない俳優ばっかりだと飽きるんじゃないかって思うんですよね。


誰かがデカい壁を乗り越えて、前例を作らないといけない


近藤:確かに。前例を作る、で思い出したけど、ブロードウェイで超人気のミュージカル「ハミルトン」のラップ「My Shot」を日本語訳にしてコンサートで披露してたね。ユーチューブにも動画をアップしてツイッターでもたくさんリツイートされて広がってたけど、あれはすごいと思った。元のメロディ、韻、歴史背景、をちゃんと理解した、しかもパフォーマンスとしてもクオリティの高いものにしていてあれは源にしかできない仕事だと思った。


近藤:で、時を同じくして現地でハミルトンを見たホリプロの代表取締役社長である堀義貴さんが「個人的に、これは日本ではやりようがないし、やれない、やっても面白くない作品だと思います。」ってツイートしてるんだけど、それを引用して源が「乗り越える壁がデカければデカいほど、ますます燃えるぜ!!!」って孫悟空みたいなツイートしてるのに感動した。


源:(笑)



近藤:もちろん、ハミルトンの日本での公演が難しいのは事実なんだろうけど、ハミルトンのクリエーターであるリン・マニュアル・ミランダにも源はツイートを送ってるように、何がどうつながって何が起きるか分かんないもんね。というか、ハミルトン自体が、「これはブロードウェイでは無理でしょ」って死ぬほど言われたと思うんだけど、あそこまでの成功になった。業界を発展させるためには誰かが新しいことを、前例を作っていくしかないんだよね。で、もちろんたくさん失敗もしないといけない。


源:笑われたりもする。


近藤:(報道バズの前に作った連続ドラマ)「二アベ」をYouTubeで公開した時も「YouTube動画で自称”脚本家”ってwww」みたいなお言葉をたくさん頂いたんだけど、でも二アベをやったおかげであれを面白いと思った人がいて、今回の報道バズの実現につながった。二アベもアジア最大のウェブドラマ・フェスティバルであるソウル・ウェブフェストに今年公式招待されて、「ベスト・コメディ賞」と「ベスト・アンサンブルキャスト賞」にノミネートされた。そうやって何らかの前例になって、他のクリエーターたちの励みになれたらすごい嬉しいなと。新しい前例の積み重ねで、業界が発展するってまさにその通りだと思う。



源:「自称”脚本家”www」って(笑)



近藤:まぁ、ちょっと前に渡辺直美さんのファンの方々にすごい注目して頂いた15分間があって、その時にたくさんの方から非常にありがたいお言葉をたくさん頂きました。


新しい前例となるか、辛源出演ドラマ「報道バズ」


源:で、新しい前例を作る、でつながるのが。


近藤:「報道バズ」です。つなげるのが上手い(笑)。


源:予告編をどうぞ(笑)。






近藤:はい、ちゃんと埋め込んでおきます。まさに「日本のテレビでは作れないドラマを作りたい」というのが報道バズ製作のコンセプトになっています。

撮影は1年半前にニューヨークで終了して、予告編までは作ったものの、あと編集作業を完成させるための資金が足りず、現在クラウドファンディングで完成・配信のための資金を集めています。こちら、源先生から特別にビデオメッセージを頂きました。イケメンの顔面をお楽しみくださいませ。






近藤:ではインタビューの締めに、報道バズにちょっと興味を持ってくれた方々にコメントをいただけますか。


源:報道バズは海外に住んでいる日本人からの目線で作った作品で、普段見る日本のドラマではタブーとされる題材も果敢に取り上げている画期的な作品だと思います。海外経験のある日本人だけではなく、日本に住んでいる日本人にとってもとても見ごたえのある作品であること間違いないと思っています。既成のやり方に新しい風を送り込む規格外のドラマがあと少しで完成します。ぜひぜひ、この作品を完成させるためにクラウドファンディングにご協力いただけると心からありがたく思います!どうぞ宜しくおねがいします。


近藤:コメントまとめるの本当に上手いね。さすがNHK番組のMC。報道バズ自体が完成してほしい、多くの人に見て欲しい、というのはもちろんですが、この作品が世に出ることで他のクリエーターたちに「あ、これならオレはこういうの作れるかも」とか「こういうやり方で新しい作品出せるんだ」と思ってもらいたい、というのも僕たちの狙いの一つです。日本のエンタメ業界自体の発展につながれば幸いです。こちらのリンクからご支援宜しくおねがいします。


クラウドファンディングページ:http://kck.st/2u8rx8o


近藤:お忙しい中、時間とってくれてありがとうね。


源:いえいえ。これインタビュー記事ですけど司さんの話も多いっすよね。


近藤:あ…タイトルは対談にした方がいいかな。



辛源 情報

Facebook: https://www.facebook.com/gentacos
Twitter: https://twitter.com/genpartonshin
Instagram: https://www.instagram.com/genpartonshin/

website: http://genpartonshin.com/


Netflixオリジナルドラマ「アンブレイカブル・キミー・シュミット」の新シーズンにも出演予定(シーズン4、エピソード12)。1月には日本でブロードウェイのアーティストたちとコラボレーションをするコンサートも予定。

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