Toshiyuki Araoka

Toshiyuki Araoka / Buyer / Director
荒岡 俊行/バイヤー兼ディレクター

1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、
2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース)」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、
眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
http://blinc.co.jp

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Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

僕の祖父が、荒岡眼鏡を創業したのが1940年、今年で77年になります。

縁起の良い77周年を記念し、Elder_ARAOKAGANKYOというモデルを今年の父の日、
6月18日に発売したところ、おかげさまですぐに完売してしまいました。

そして、ずっと長らく商品もなく、ご紹介する機会を逃してしていました。

Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

日本のトップレベルの技術力を持つ、福井県鯖江市の眼鏡工場「Taniguchi Optical」が製造。

12月に入荷予定ですが、本日、10月25日(水)から先行予約販売を開始しました。

*予約については、弊社の店舗かオンラインショップにお問い合わせください。

http://blinc.co.jp/blincvase/archives/6639

Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

ケースの内側と眼鏡のテンプルの内側には、グラフィックデザインを基軸にさまざまなジャンルで活躍する長嶋りかこ氏(village®)によるロゴデザインが施されています。

メガネ屋のうちの店が作るからには、中途半端なものは作れないと思いました。作るからには、何か意味のあるものしたい。

今回ばかりはカッコいい言い方をさせていただくと、利益は優先せずに最高のメガネを作りたいと思いました。

最高の素材で、最高の工場で、そしてデザインは長く愛され、未来への橋渡しとなるような今までにない新しい形のメガネを作りたいとただ漠然と思いました。

荒岡眼鏡の歴史を振り返ると、まず思い出すのが祖父の顔でした。
いつもブロウラインと呼ばれるデザインのメガネを愛用していました。

正面から見ると、フレーム上部に眉毛のようなパーツが乗っかったメタルのメガネです。

いわゆる典型的な「昭和のおじいちゃん」のメガネです。
ケンタッキーフライドチキンのカネール・サンダースのようなメガネです。

Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

付属の眼鏡ケースは、荒岡眼鏡の創業者・秀吉が肌身離さず持っていたものを牛革素材でアップデート。

ブロウラインのように長く残るデザインには、時代を超えて人々に受け入れられる美しさが必ずあります。

しかし、そのままブロウラインを作っては、意味がありません。


ブロウラインの普遍的な美しさの要素を全部バラバラに分解し、何が美しいのかと探り、それらを新たに組み直して別の新しい形として表現する。

プロダクトデザイナーの二俣公一さんが、荒岡眼鏡の歴史を紐解くように、Elder_ARAOKAGANKYOとして具現化してくださいました。

Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

アセテート素材は、純度が高く、硬質で経年劣化も少ない、国内で生産を行うタキロン・ローランド社のものを使用。

Elder_ARAOKAGANKYOを見ると、フロントは1つのピースでありながら、上部の直線と下部の曲線が立体的に交差して、造形美を作っています。

これは、明らかに従来のブロウラインとも異なります。僕は、職業柄のせいか、メガネの形をどのカテゴリーの属するのか、どこのカテゴリーの派生したデザインなのかを無意識につい分析してしまう癖があります。

Elder_ARAOKAGANKYOは、ブロウラインを起点としていたのですが、全くどこにも当てはまらないので、はじめは違和感を感じたくらい不思議な形でした。


しかし、実際に掛けてみると、昔からの定番であったかのように、顔にしっくりときます。メガネ単体で見ると新しく、掛けてみると顔に以前より馴染みのある印象になります。

Elder_ARAOKAGANKYO 12月入荷の先行予約開始!

日本の眼鏡レンズ発祥地・大阪で生まれた「大阪眼鏡硝子」(現オーエムジー株式会社)のガラスレンズを採用。

Photo: Shuhei Nomachi

子供の頃から今まで、たくさんメガネを見てきました。

Elder_ARAOKAGANKYOは、今までの荒岡眼鏡の歴史の集大成となるメガネです。

店頭には、Elder_ARAOKAGANKYOのサンプルをご用意しております。

ぜひ、その新しい造形美をお手にとってご覧いただけるだけでも幸いです。

http://blinc.co.jp/blinc/journal/9018/


荒岡眼鏡 
ブリンク外苑前 / ブリンク ベース
荒岡俊行

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