驚異の上海建築1-ザハ・ハディド
Naoko Aono

Naoko Aono / Writer
青野 尚子/ライター

アート、建築関係を中心に活動しています。趣味は旅行と美術鑑賞と建築ウォッチング。ときどきドボクも。共著に「新・美術空間散歩」(日東書院本社)。

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驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

「凌空SOHO」正面。

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

静止しているはずなのにスピード感があります。

初めての上海は控えめに言って驚きの連続でした。中でもこれには度肝を抜かれた。ザハ・ハディドの「凌空SOHO」という建物です。流線型のものすごい巨大な建物がいくつも建ってるのです。英語表記だとLingkong SOHO。上海に2つある国際空港のうち西にある上海虹橋空港近く。郊外の工業・金融地帯のようです。もし東京の国立新競技場が当初の予定通り、ザハ・ハディドの設計でできていたら、こんな感じになったのでしょうか。とにかくめちゃくちゃでかいです。

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

エントランスロビー。

基本的にはオフィスビルで、たくさんの企業が入居しているようです。その全体のエントランスにはザハ・ハディドの模型が飾ってありました。天井もザハっぽい、三次元曲面です。ここで模型の台に注目してください。こちらも穴があいた複雑な形状です。もう一度言いますが、これは台です。台でも手を抜かない、ザハ先生らしい執念です。

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

別の棟のエントランス。ザハのデザインしたソファが置いてあります。

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建物が斜めなので窓やサッシも斜めに。でも2階の人はもうちょっと片付けたほうがいいです。

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ブリッジ見上げ。

写真ではちょっとわかりにくいですが、2つの棟をつなぐブリッジの底面に目地が走ってます。機能的にはこの目地って必要かな?? と疑問に思うわけです。が、少なくともデザイン的には必須だったことはよく理解できます。

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

別アングルから見てもヘン。

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

大きすぎて何がどうなってるのかよくわからないのですが、こうなってるようです。

この日は日曜日で、おそらく普段より人は少なかったはず。ですが、建物を見にかなりの人が来ていました。建物の写真を撮ってる人も多かったです。看板で全貌が案内されていますが、こちらの百度地図のほうが全体像がわかりやすいかも。

驚異の上海建築1-ザハ・ハディド

地下の薄暗いエリアにヒトカラまたはカップル専用のカラオケボックスがありました。ちょっとコワイです……。ブレードランナー3があったらここで撮ればいいのに、と思います。

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スタバは少なくとも2軒ありました。

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火鍋やさん。

1階と地下はショップや飲食店、ジムなどが入っています。お昼を火鍋やさんで食べてみました。左側の棚に野菜や点心、麺、肉などの具材が並んでいて、セルフでそれをボウルに入れてレジに持っていくと、量り売りして火鍋にしてくれます。が、レジの人が早口で言う中国語がまったくわからない。1つだけ別のスタッフが通訳してくれたのは「スパイシーか、そうでないか」というものでした。スパイシーじゃないほうにしましたが、予想通り辛かった。他にも何か決断すべきことがあったみたいですが、まったく通じないので適当に忖度された模様です。味はよかった。


凌空SOHOは地下鉄2号線、淞虹路駅から徒歩10分ぐらいです。巨大なのですぐに見つかります。

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