
先週、恵比寿パブリック ハウス エピローグにて行われたアルゼンチンのワイナリー「トリヴェント社」のメーカーズディナーに、縁あって参加させていただきました。


今回いただくのは、ウェルカムドリンクのスパークリング1種類(チリ)、メインの白3種類、赤3種類(アルゼンチン/トリヴェント社)の計7種類のワイン。


私以外はかなりのワイン通の方ばかりだったのでちょっと緊張。

「トリヴェント社」のワインメーカー、マクシリミアーノ・オルティス氏もこの日のために来日し、解説を行ってくれました。
プレミアムワインの樽熟成を監督している、サッカーと極真空手が趣味のナイスガイです。


まずウェルカムドリンクとして出していただいた「ビニャ マイポ レセルバ ビトラル スパークリング」(チリ産)。
白葡萄だけで作られた喉ごし爽やかなスパークリング、飲みやすくて思わず立て続けに2杯いただきました。

左から
※( )は飲んだ順番です。




ディナーメニューは、豚肉のリエット、生ハムのタルティーヌ、仔羊肉のチョリソーミラノ風カツレツトマトソース、和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、メキシコ産ポークスペアリブなど、このワインに合うカロリー高めの肉料理中心で素晴らしかったです。
アルゼンチンはヨーロッパからの移民が中心で、肉も野菜も安いので、こういった料理が好まれ、それに合う上質なワインが生まれたとのことです。


それぞれのワインの個人的な感想を短くメモしました。
酔っていたので断片的でちょっと自分でも?なのもありますが、そのまま載せます・・(何杯飲んだかも一応メモしてました)。
「エルグリル トロンテス 2015」
瑞々しい果実の風味が楽しめる。
そのままフルーツをかぶりついている感じ。
(2杯)
「トリヴェント レゼルブ トロンテス 2016」
複雑だが、辛口と甘口のバランス感を楽しめる。
(1杯)
「トリヴェント ゴールデン レゼルブ シャルドネ 2016」(日本未入荷)
チョコレートのようなあと味が面白い。
懐が深く、圧倒的に美味い。
(3杯)


「エル グリル マルベック 2017」
熟成されていて、フルーティ。
滑らか。飲みやすい。
(1杯)
「トリヴェント レゼルブ マルベック 2016」
芳醇な果実の旨味と深い香り。
じっくり味わえる。
バニラテイストも感じた。
(2杯)
「トリヴェント ゴールデン レゼルブ カベルネ・ソーヴィニヨン 2015」(日本未入荷)
上品な樽香。ペッパーの香りも。
「まろやか」かつ「ふくよか」な味わい。
タンニンが多く含まれるので肉の脂身を抑える。ディナーの最後を締めるポークスペアリブとの相性は最強。
(2杯)
海抜1400メートルの寒冷地で栽培し、糖度がそこまで上がらない葡萄を使っているため、全体的に「甘さを抑えたエレガントなワイン」という印象でした。

家に帰ってすぐにこの日飲んだワインをいくつか注文してしまったので、まだしばらくアルゼンチンワインの日々が続きそうです。