Masahiro Kogure

Masahiro Kogure / Editor
小暮 昌弘/フリー編集者

法政大学卒業。学生時代よりアパレルメーカーで勤務。1982年から(株)婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に勤務。『25ans』を経て『Men’s Club』で主にファッションページを。2005年から2007年まで『Men’s Club』編集長。2009年よりフリーに。(株)LOST &FOUNDを設立。現在は、『Pen』『GQ』『Men’s Precious』などで作文を担当。(イラストは綿谷寛画伯によるもの)

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『VOGUE bambini』

『VOGUE bambini』

忙しさにかまけて、Blogを書くのを少しサボってしまいました。仕事に追われていると

ネットを見る時間もなくなるものですが、昨日、facebookの関連を見ていたら

先月、イタリアのヴォーグ社が関連の『ルオモ ヴォーグ』『ヴォーグ バンビーニ』など4誌の休刊=廃刊を発表したというWWDからの記事を見ました。ちょっとショックですね。

『ルオモ ヴォーグ』は若い頃、よく見ていた雑誌で、ジョルジオ・アルマーニ、ロメオ・ジリなどの

イタリアの服を知るだけでなく、ブルース・ウェーバー、ファブリッツォ・ジャンニ、ナディールなど、素敵なカメラマンを発見した雑誌です。モデルの構図を真似て撮影したこともありました。

『ヴォーグ バンビーニ』は『ヴォーグ』の子供服を載せた雑誌で、私はこれも好きでした。

これもいいカメラマンばかり採用していました。写真もウィットの効いた、あるいは笑いを誘う

モデルのポージングで、本当に大好きな雑誌でした。2誌とも会社にいる時には席に隣にたくさん

持っていたのですが、辞める時に裁断して好きなページだけ持って帰ってきました。

中身はモデルや肖像権の問題でお見せするわけにはいきませんが

写真の切り抜きは1989年の11月の『ヴォーグ バンビーニ』です。

巻頭の特集は、アルプスを背景に、防寒着が特集されています。

カメラマンはペギー・シロタ。ムートンのコートを着た少女は蜂蜜の瓶を片手に

指に付けて舐めているカット。チロリアン風のニットを着た2人の少年は、

ビールを呑んで口の廻りに白い泡が付いています。

鮮やかなプリント地のダウンと着た2人の少女は

完全に寝ていますが、2人ともきれいなプリントに合わせたふわふわの帽子を被っています。

こういう幸せな風景をこの雑誌で学びました。いい雑誌だったのに残念。

ページを切り取ってしまったのも残念。後悔先に立たず、ですね、私の人生って。




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