Masahiro Kogure

Masahiro Kogure / Editor
小暮 昌弘/フリー編集者

法政大学卒業。学生時代よりアパレルメーカーで勤務。1982年から(株)婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に勤務。『25ans』を経て『Men’s Club』で主にファッションページを。2005年から2007年まで『Men’s Club』編集長。2009年よりフリーに。(株)LOST &FOUNDを設立。現在は、『Pen』『GQ』『Men’s Precious』などで作文を担当。(イラストは綿谷寛画伯によるもの)

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Norman Rockwell

Norman Rockwell

今月行ったニューヨークのメトロポリタン美術館で撮った作品です。

いうまでもなく、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルの作品です。

横に2本棒が描かれておりますので、雑誌『サタデー・イブニング・ポスト」のために描かれた作品でしょう。

いつもこの2本線の上に雑誌のタイトルが入っていますので。


彼は1916年から60年代まで、変わらずこの雑誌の表紙を描いた作家です。

その昔、ロサンゼルス郊外の田舎で、彼が描いた『サタデー・イブニング・ポスト』を発見、

しかも一冊わずか1ドルでしたので、即、購入しました。


彼は2000以上の作品を世に残した人物です。アポロ宇宙船の飛行士やケネディ元米大統領を描いた作品などが

有名ですが、私が好きなのは、絵を描く彼を自分で描いた作品で、見つけた雑誌はその作品が表紙になっています。

隣に少年に向かって横向けに座り、パイプを片手に絵を描く姿が。少年も新聞(?)配達用のメイルバッグを持っていて

そこに『THE SATURADAY EVENING POST』の文字が。もちろん絵を描くキャンバスにも

同じ『THE SATURADAY〜』の文字が薄くアウトラインだけで表現されています。

ディテールの書き込みがこの人、天才的なんですから。

少年はウエスタンブーツ、彼のスニーカーはネイビーのトップサイダーですかね。


もう30年以上前、アイビーリーグのプリンストン大学に初めて行きました。

偶然泊まったホテル(カメラマンに交渉してもらい半値に)で彼の巨大な作品を見た記憶があります。

レストランに掲げられ、かなり大きなものでしたので

もしかしたら本物ではなく、リメイクしたものかもしれませんが、

端に彼のサインを発見し、カメラマンと驚いた覚えがあるのです。

そのホテルの昔を描いていたと記憶していますが、私ももうボケていますので、間違っていたら、すみません。


アメリカに行ってもなかなかプリンストンまで行けませんので

今回はニューヨークでこの作品を写真に収めさせてもらいました。

ちなみに美術館のこのセクションには、彼の作品はこれ一枚だけでした。



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