沖縄の食材を心ゆくまで堪能、東京・代官山に730BURGERがオープン

  • 文:Pen編集部
  • 写真:榊 水麗

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「730チーズバーガー」¥1,600。石垣産の美崎牛100%のパテを使用。沖縄県産の黒糖を使用した、さっぱりとしたコクのあるBBQソースが肉の旨みを引き出してくれる。

 

8月30日(水)、東京・代官山に730BURGERがオープン。沖縄県産の肉を使用したハンバーガーや、ホットドッグなどのサンドイッチ類と、沖縄の食材をフレンチに昇華した創作料理が楽しめるお店だ。

シグニチャーメニューのハンバーガーは、すべて石垣島直送の美崎牛を100%使用。石垣島直送の美崎牛は、脂身が控えめでさっぱりとした味わいが特徴。ボリュームたっぷりのハンバーガーにしても、しつこさはゼロ。女性でもペロリと食べられてしまう。

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オーナーのナオさん。沖縄の魅力を伝えて、少しでも地域の活性化に貢献できたらと語ってくれた。

オーナーのナオさんは、沖縄県・黒島出身。人口200人に対し、10倍以上の数の牛が暮らす黒島は、牛の島”という異名を持つほど牧畜が盛んで、特に黒毛和牛の養牛においては全国でもトップクラス。島で育った牛は、3歳になると日本各地のブランド牛の産地へと出荷される。そんな牧畜の島で生まれ育ったナオさんは、上京してから、幼い頃に家族みんなで食べていた沖縄の牛肉のおいしさに改めて気づいたのだそう。もっとこの魅力を伝えたいと、誰もが気軽に食べられるハンバーガーにフォーカスしたお店を姉妹で始めることにしたのだ。

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「730プルドポークバーガー」¥1,850。バンズからあふれんばかりの肉は味わい、見た目ともにダイナミックだ。

もう一つのシグネチャーである「プルドポークバーガー」は、美崎牛100%使用のジューシーなパテの上に石垣島のブランド豚「南ぬ豚」をじっくり低温で火を通したプルドポークをたっぷりとオン。パイナップルの皮を食べて育った「南ぬ豚」は、ギュッと濃縮された旨味と爽やかな甘み感じられる。

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コースで提供される「本日のスープ」と「ゴーヤとスパムのキッシュ」。ゴーヤとスパムのキッシュは、どこかゴーヤチャンプルを感じさせる優しい味だ。
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コースのデザート沖縄県の八重山諸島の黒糖を使用した「黒糖パンナコッタ」。今後は単品やECサイトでも販売する予定。

ディナーや特別な日のランチには、ハンバーガーとホットドッグをメイン料理としたコースもお薦め。フレンチ要素を取り入れ、沖縄の食材を主役にした料理の数々は、ワインなどの洋酒とも相性ぴったりだ。

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黒を基調にした落ち着いた内装。肉とのペアリングをゆったりと堪能できるラグジュアリーな空間だ。

貴重な沖縄肉を活かしたハンバーガーを楽しめるだけでなく、地元への愛が感じられる730BURGERの料理の数々は、どれも沖縄に想いを馳せながらじっくりと味わいたいものばかり。カジュアルにハンバーガーを味わうのもよし、お酒と沖縄食材のペアリングを心ゆくまで堪能するのもよし。いろんな楽しみ方ができるニュースタイルなお店は、これから盛り上がりを見せること間違いなしだ。

730BURGER 代官山

東京都渋谷区代官山町14-10 Luz代官山1階
www.instagram.com/730burger