「さりげなく、カッコよく。」なるためのファッション講座
巻頭ページの担当スタイリストが解説する アイテム選びの最旬ルール6
小物選びは、
職人技によるディテールに注目。
小物やアクセサリーにこそ、自身のスタイルが反映されるものです。伝統と卓越したクリエイションによるエルメスのシルクバンダナ。英国を代表する眼鏡ブランドであるオリバー ゴールドスミスのセルフレーム。これらは今季のツートップともいえる逸品です。
華麗に再構築された、
かつてないバンダナ
エルメス
バンダナ
定番の“カレ”に代表されるスカーフは、私自身にとっても大定番アイテムです、と語る小野田さん。バンダナというカジュアルなアイテムを、シルクツイルを用いてエレガントに仕上げるセンスは、エルメスならではのもの。「シンプルなTシャツとデニムで、フレンチシックに合わせてみるのがお薦めです」。¥28,080/エルメス(エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)
ペイズリー柄に囲まれた中央部には、パリの厩舎のモチーフが配されている。鮮やかな発色と触感は、選び抜かれたシルクツイルによるもの。
職人技が際立つ、
アイウエアの最高峰。
オリバー ゴールドスミス
セルフレーム
かけるだけで英国紳士的なスタイルが完成するアイコニックなセルフレームです、と小野田さん。肉厚ながら、流れるようなフォルムが魅力です。「英国調のスタイルもいいのですが、あえてイタリアのコンテンポラリーなジャケットと合わせてみても、洒落が効いて新鮮に映ります」。コンスル-エス¥30,240/オリバー ゴールドスミス(コンティニュエ TEL:03-3792-8978)
丹念に磨き込まれた艶やかなセルの質感と、流麗な曲線を描くフォルム。熟練した眼鏡職人による、機能する装飾品ともいえる存在だ。