話題の醸造所「フジマル」のオーナーがお薦めする、いま飲むべき日本のワイン15本

Pen8/15号連動企画 もっと知りたい「おいしい東京」

藤丸智史
1976年兵庫県生まれ。レストランでのソムリエを経て、大阪市内に「ワインショップFUJIMARU」をオープン。2013年に日本初の都市型ワイナリーを開業し、今年は2つめのワイナリーを東京の下町に起こした。

近頃、熱い注目を集めている日本ワイン。北は北海道から南は九州に至るまで、日本全国津々浦々、大小さまざまなワイナリーがいま誕生しています。
いまから2年前、日本初の都市型ワイナリーを大阪の島之内に開業し、話題をさらった「フジマル醸造所」のオーナー、藤丸智史さん。昨年とうとう東京へ進出し、浅草橋に「ワインショップ&ダイナー・フジマル」をオープンしました。この6月には東京でもワインを造ろうと、「清澄白河フジマル醸造所」を立ち上げたのです。自身もワイナリーオーナー兼ワインメーカーである藤丸さんに、日本ワインを選ぶポイントを尋ねたところ、答えはずばり「人」とのこと。ここに挙げた15本は、どれも造り手の顔が見えるワインばかり。「同じ条件、同じブドウ品種でも、造り手が100人いれば100種類の異なるワインが出来上がります。造り手の性格がワインに表れるんです。海外のワインと違って、造っている人と直接会えるのが日本ワインのいいところ、飲んでみてこの人に会ってみたいな、と思えるようなワインを選んでみました」

Wineshop & Dining FUJIMARU

Wineshop & Dining FUJIMARU

東京都中央区東日本橋2-27-19 Sビル2階
TEL:03・5829・8190
営 13時~22時 休 火、第2水曜
http://www.papilles.net/shops/