バーゼルワールド2014 まとめ解説 新作腕時計、今年の「凄い」はこの1本です!

オリス

1904年、スイス・ヘルシュタインで創業。38年に発表したポインターデイト機構は長くブランドの代名詞となる。クラシックなものからアビエイション、モータースポーツまで、多彩な時計を生産するが、いずれも手に入れやすい価格を設定、ファンの支持を得ている。

オリス 110 Years リミテッドエディション

35年ぶりの自社製ムーブメントで、
10日間のパワーリザーブを実現。

魅力的な機械式モデルを、ぽんと出してくるのが近年のオリス。今年も突き抜けた快作が登場した。なんと手巻きで10日間のパワーリザーブを誇る。しかも、動力ゼンマイを収めたバレルを増やすという一般的なロングパワーリザーブ化テクニックは使わず、あくまでも直球勝負。ゼンマイを長くし、大型化したシングルバレルに収める。文字盤のパワーリザーブ表示には、巻き上げ残量に応じて表示速度が変化するノンリニアパワーリザーブインジケーターという特許機構を採用。シースルーバックからは巨大な香箱とこの機構のための特殊な形状をした歯車を見ることができる。110周年の乾杯にふさわしい豪快モデルだ。

ORIS

オリス 110 Years リミテッドエディション

  • ムーブメント:手巻き
  • ケース素材:ステンレス・スチール
  • ケース径:43mm
  • パワーリザーブ:10日間
  • ストラップ:クロコダイル革ストラップ
  • 防水:3気圧
  • 価格:¥637,200(予価、世界限定110本、6月発売予定)

ユーロパッション

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