「え？ このカッコよさで電動アシストつき !? 」と、デザインセンスに拍手を送りたくなる最新の自転車が日本上陸します。オランダの新鋭自転車メーカー、「ヴァンムーフ（VANMOOF）」から登場する、「エレクトリファイド エックス（Electrified X）」です。

ブラック一色で塗りつぶしたようなボディにイエローをアクセントにした、先端感覚のバイカラー配色。直線を組み合わせて三角形をカタチづくったフレーム構成。見事なバランスで、グレイッシュなビルが乱立する都市風景に馴染むグラフィカルな造形が生み出されています。機能の最大の特徴はやはり、電動アシスト。バッテリーはフレーム内部に収納され、見た目にそれと分かる違和感がまったくありません。一回の充電で、4段階調節により約50〜120kmも走行できる性能は、あまたある電動アシストつき自転車の中でもトップクラスでしょう。ただし、バッテリーは取り外しできないため、自転車を置く場所で電源を確保する必要があります。

ほかにもハイテク機能が。鍵をなくす心配が不要なキーレスで、ダッシュボードに手をかざすだけでアプリを通して人物を認識し、付属のコードキーを差し込んだロックが解除されます。スマホ連動の専用アプリで、自分の自転車がどこに置いてあるかのトラッキングも可能。

フロントライトとバックライトがメインフレームに収納されているスマートな仕様は、ヴァンムーフお得意のもの。太いアルミフレームと太いタイヤは、凹凸が多い都市部での安定したライディングと、壊れにくいタフさを両立させています。彼らが「次世代スマートバイク」と誇らしげに呼ぶこのモデル、自転車好きならずとも手に入れたくなる、まさしく “モダン” な逸品です。