東京車日記いっそこのままクルマれたい!

第9回 メルセデス AMG G63/Mercedes AMG G63

メルセデス Gクラスの新AMG、俺のクルマがSUV!? いやいや。Gだろ?G!

構成、文 青木雄介

編集者。長距離で大型トレーラーを運転していたハードコア・ドライバー。フットボールとHipHopとラリーが好きで、愛車は峠仕様の92年製シボレー・カマロ改。手に入れて5年、買い替え願望が片時も頭を離れたことはない。

乗りこむと、ダイヤモンドステッチにカーボンのインテリアトリムで、一分の隙もない贅贅贅! AMGには限定車でクレイジーカラーがあって、ヴィヴィッドなパープルやグリーンも。写真は、ミスティックホワイト II.






Gクラスって、裏原宿ってイメージですね(笑)。いまの渋谷・港区界隈あたりを走ってると、まぁGクラスの多いこと多いこと! 黒くて四角い箱形はだいたいGだからね。10年前の特別な個性をもたらしてくれる一台から、成功者としてカテゴライズされるクルマに変わっちゃった。それこそ芸能人からサッカー選手、起業家の若手社長までね。背景としてはGクラスを筆頭に、CCV(クロスカントリービークル)全体が人気ってのもあるか。ジープとか、ディフェンダーとか、ランクルあたりも入るかな。荒れ地を目指したくなる本気系ですよ。まぁ、絶対目指さないと思うけどね(笑)。

閑話休題。ホントはこの新しいGクラスのAMGを紹介するとこなんだけど、それよりベースのG550が、とにかく個人的にベストバイなんだ。何をおいても、エンジンかけて一発で唸らせられる、V8エンジン感がヤバイ。その瞬間、So Mad(Max)!!!! V8! V8! V8! ってなもんですよ。ディーゼル出た時は「GはCCVだからね、やっぱりディーゼルが一番いいね」なんてうそぶいてたけど、いやいやいやいや、このAMG GTにも搭載されてる4リッターV8ツインターボの前には、多くの御託は不要。ほかに誰が乗ってようが関係ないね。向こう3年間、俺的なV8エンジン・オブ・ザ・イヤー連続受賞ですよ、このエンジン。

いまどきV8エンジンって北米ビッグスリーにとってはアイコンですらなくて、エグゼグティブクラスのステイタスってこともあるけど、進化の先鞭つけてるのは間違いなくメルセデスなんだよな。4リッターだって、ダウンサイジングなんてケチくさいこと言ってないからね。結果、燃費も悪くないってだけで、トルクもパワーも何も我慢していない(笑)。最高。このエンジン、Vクラスにも搭載して欲しいよ。国産のエアロミニバンは真っ青だよね。

さて写真のAMGなんだけど、G550に較べて排気量も大幅アップでハンドリング以外、なにもかにもレーシーでラグジュアリー。これはこれで古きよきAMG感があって安心するんだけど、ま、俺はカニエ・ウエストじゃないし、横にキム・カーダシアン乗せる訳じゃないしと、このステージはその向きに「是非に」とお薦めしたい(笑)。格好いいけどね。キム・カーダシアンも横に乗せたいけど、一生CCC(Custom Cars & Cycles)の身としてはベースがよければこれ吉日。大事なのは愛だろ? 愛ってね。あははは。

Mercedes AMG G63 / メルセデス AMG G63
●エンジン形式:5.5リッターV型8気筒ツインターボ
●最高出力:571ps/5,500rpm
●最大トルク:760Nm/1,750~5,250rpm
●トランスミッション:7速AT
●車両価格:¥19,000,000

≪文中参考≫
Mercedes Benz G550 / メルセデス G550
●エンジン形式:4リッターV型8気筒ツインターボ
●最高出力:421ps/5,250~5,500rpm
●最大トルク:610Nm/1,750~5,250rpm
●トランスミッション:7速AT
●車両価格:¥14,700,000

問い合わせ先:メルセデス コール TEL:0120-190-610 www.mercedes-benz.co.jp/