新しいスマホを買いました。
ケースは何を選べばいいのでしょうか?

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    VOL
    01
    写真・遠藤 宏 文・遠藤 匠
    ライフスタイル提案型の家電店として、研ぎ澄まされたセレクトや企画性に注目が集まる蔦屋家電。そこで、プロダクトとユーザーをつなぐ役割を担うのが、個々の製品ジャンルに精通したコンシェルジュたち。そんな彼らに疑問を投げかけ、心を満たすプロダクトを導き出すのがこの企画。第一回は、スマホにまつわる素朴な疑問を投げかけてみました。

    新しいスマホを買いました。
    ケースは何を選べばいいのでしょうか?

    モバイル担当:芳澤諒香さん

    端末の選び方からサービスの賢い利用方法まで、モバイル全般に関する豊富な知識を持つ芳澤さん。アクセサリーに限らず、ライフスタイルに合わせて最適な端末を選ぶところからサポートを得ることも。

    「スマホのケース選びですね。それなら、ディスプレイの保護フィルムとのセットで考えてみてはいかがでしょうか。というのも、ここ数年でスマホの画面サイズが飛躍的に大きくなったことが影響して、以前よりも本体を落としたり、ディスプレイを割ってしまうといったトラブルが増えているようなのです。本体が大きいということは、それだけ落とした時の衝撃も受けやすいので、どうしてもディスプレイが割れやすくなってしまうんです」

    「こうした背景もあって、保護フィルムは、傷を守る役割を果たすプラスティックに加えて、ディスプレイの破損をある程度防げるガラスの人気も高まっています。そして、ケースについてもいままでの主流だった背面カバーを上回る勢いで、画面をカバーできるフラップタイプが増えてきています」

    お薦め① デザイン優先の定番、背面カバー+ガラスフィルム

    「背面カバータイプは、本体のデザインを損ねないことが最大の魅力なのですが、その半面、どうしても落とした時の割れるリスクが高まってしまいます。ですので、この場合はガラスフィルムのセットで使うことをお薦めしています。ガラスフィルムは、それ自体に強度がありますし、万が一落としてしまった場合でも、フィルムのほうが先に割れることで、ディスプレイの破損を防いでくれます」

    左:スマホ本体に美しくフィットする透明感のあるケースに、江戸切子の技法で装飾性を加味し「kiriko」¥3,871 中央:ポリカーボネイト製のケースに、モダンアートふうのグラフィックを施した「Ikins」の個性派カバー。¥4,800 右上:天然木のタッチが心地いい「Man & Wood」¥3,520 手前:スマホ本体のデザインを損ねたくないと願うユーザーに人気が高いのは、薄型のクリアケース「エアージャケット」。¥2,759 


    お薦め② 最近じわじわ人気の安心フラップタイプ

    「一方『手帳型』とも呼ばれるフラップタイプの場合は、画面が剥き出しにはなっていないので、落とした時に割れる確率はそれほど高くはありません。ですから、価格的にも手頃なプラスティックとセットで使うスタイルで、十分なプロテクションを得られるというわけです。まず、どちらのタイプのプロテクションを選ぶかを決定し、それから自分らしいデザインを選ぶという順番で、ケース選びを楽しんでみてくださいね」

    右:カーフレザーのケースに対し、プロテクションと視覚的な高級感を兼備したハードフレームを備えた「SLG Design」の手帳タイプ。¥6,980 左上:傷が目立ちにくく、持った手に馴染みやすいサフィアーノ本革の「LAY BLOCK」。内側に4枚のカードホルダーが備わる。¥6,800 左下:「GRAMAS」の手帳ケースは、1枚革でつくられた高品位な仕上がり。¥11,111

    コンシェルジュからの一言

    モバイル担当:芳澤諒香さん

    開閉が面倒とか、デザインがよくないなどの理由で敬遠されてきたフラップタイプのカバーですが、画面の大型化に伴い人気が出てきています。すでに背面タイプの販売数を抜いています。デザインのいいカバーを取りそろえているので、蔦屋家電にお越しください。次回は私の上司、百名がモバイル最先端グッズを紹介します。

    ●二子玉川 蔦屋家電 TEL:03-5491-8550 http://real.tsite.jp/futakotamagawa/