世界の民族楽器からダンス系サウンドまで網羅、万能デジタル・パーカッションがローランドから登場する。

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    コンガ、ジャンべ、カホン、タブラなどの世界の民族楽器から、ダンス・ミュージック向けのエレクトリック系サウンドまで、850種類の打楽器の音色を出せるデジタル・ハンド・パーカッション「HandSonic HPD-20」が、ローランドから発売されます。

    手や指で直感的に叩いて演奏できるこのデジタル・パーカッションは、打面(パッド)が13分割されており、それぞれに異なる音色を割り当てて、1台で何通りもの楽器の音や効果音を演奏することが可能。高感度センサーを搭載したことで、手のひらを使った力強いショットから指先で叩く微妙なニュアンスまで、ダイナミックに叩きわけられるとのこと。

    さらにUSBメモリ経由で外部の音データをオリジナル音色として追加することも可能で、思いついたフレーズをその場で録音できる機能も搭載。スピーカーアンプは外部出力端子でつなぐ形で、別売となっています。

    販売予想価格は9万円前後と、主にドラムセットなどに組み込んで使うプロやハイアマチュア、音楽制作の需要を見込んでいるようですが、手で叩くのは素人でも取っ付きやすいし、シンセサイザーやリズムマシンに凝った向きには、ガジェットとしてとても魅力的。

    また、アコースティックのパーカッションは多種多様で、それぞれ揃えるとなると場所も取って大変ですが、その点、HandSonicは、約30×40cm重さ2.4kgと手軽で、持ち運びにも便利。とても気になる電子打楽器です。(Pen編集部)

    ローランド デジタル・ハンド・パーカッション「HandSonic HPD-20」

    W311×H102×D404cm 重さ2.4kg(ACアダプターを除く)
    オープン価格(販売予想価格は9万円前後)
    9月27日発売予定
    問い合わせ先/ローランド お客様相談センター☎050-3101-2555
    HandSonic製品情報サイト http://www.roland.co.jp/FrontScene/