次号のPenは「いま読みたい、日本のマンガ」特集! 7月15日(水)発売です。

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    いま読みたい、日本のマンガ


    日本で独自に発展し、国内外の人々を魅了しつづけ、いまや世界共通の言葉にまで発展した「マンガ」。デジタルメディアへの移行という過渡期にはありますが、紙という限られたメディアに躍る、登場人物や背景、台詞などが生む無限の物語に人々は笑い、感動し、学びを得ます。

    この特集では、現在連載中の作品を中心に、時代を映し出す注目のマンガ100作を紹介。大胆な設定や考察をもとに歴史を描く『大奥』『キングダム』、マンガ大賞にも選ばれた感動作『かくかくしかじか』、情報が開示されぬ施設を描きだす『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』、男の粋を描く『昭和元禄落語心中』、そして同性婚という新たな家族に迫る『弟の夫』。こうした話題作を紡ぎだす作家たちへの取材から、ストーリーの背景に追りました。

    また、『少年ジャンプ』の新たな試みや、800年におよび発達してきた日本マンガ史、作画や編集、デザインといった制作の裏側まで、78ページにわたり、徹底取材。この週末、この夏休み、思わずページをめくる手が止まらなくなる、いま必読のマンガを届けます。


    あの頃の僕を夢中にした、追憶の少年マンガ 大根 仁〈映画監督/演出家〉
    友情、努力、勝利が結集した、『バクマン。』の魅力。
    『少年ジャンプ+』編集者が語る、紙のジャンプとの共存。

    マンガの可能性を広げる、骨太の3作品。
    01 奇想天外な設定が生む、普遍的な人間ドラマ
    『大奥』 よしながふみ・作 (2004年~ 白泉社)
    02 恩師への思いがあふれだす、赤裸々な自伝。
    『かくかくしかじか』 東村アキコ・作 (2012~15年 集英社)
    03 閉ざされた世界の先にある、「あの世」とは?
    『ランド』 山下和美・作 (2014年~ 講談社)

    時代を映す注目作を、5つの視点で読む。
    『キングダム』 原 泰久・作 (2006年~ 集英社)
    『いちえふ』 福島第一原子力発電所労働記 竜田一人・作 (2013年~ 講談社)
    『弟の夫』 田亀源五郎・作 (2014年~ 双葉社)
    『BLUE GIANT』 石塚真一・作 (2013年~ 小学館)
    『昭和元禄落語心中』 雲田はるこ・作 (2010年~ 講談社)・・・ほか


    ※タイトルおよび内容は予定です。

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