昨年行われた「RED　U-35」を、みなさん覚えていますか？ 食生活ジャーナリストの岸朝子さんとぐるなびの滝 久雄会長が発起人となり、放送作家の小山薫堂さんが総合プロデューサーを務めた、なんとも豪華な料理人発掘プロジェクトです。第１回目のウィナー（レッドエッグ受賞者）は、新橋の「レストラン　ラ・フィネス」でオーナーシェフとして活躍する杉本敬三さん。最終選考でつくったフレンチ版親子丼とも言える「R.E.D Tokyo 2013 Ris pliaf, Egg and chiken Don（丼）, Tokyo（東京シャモ）」は、その独創性で審査員の目をくぎ付けにしました。
今年実施される「RED　U-35　2014」も、前回同様に単なる「腕のいい料理人」ではなく、「人として、料理人として、いかに大きな可能性を秘めているのか」が最大の選考ポイントとなります。それを見きわめるのは、辻調理専門学校の理事長でもある辻芳樹さんをはじめとするグルメ界の重鎮たち。対象は35歳未満の若手料理人です。4月15日から募集がスタートし、一次審査に通った人は二次、三次審査を経て、最終審査へと進むことになります。日本のこれからの食文化を担うであろう、新たなるスター誕生の瞬間まで、目が離せません。（Pen編集部）